(1983/ジョン・バダム監督/ロイ・シャイダー、ウォーレン・オーツ、キャンディ・クラーク、マルコム・マクダウェル、ダニエル・スターン/109分)
当時ご贔屓だったジョン・バダムの監督作品。ヘリコプターによるドッグファイトが珍しい趣向で、今見ても楽しめるアクション映画です。【原題:BLUE THUNDER】
ロイ・シャイダーが扮するのはロサンゼルス市警の航空課、つまりヘリコプターによる市内パトルールが任務の警官マーフィーで、ベトナム戦争にも従軍したマーフィーは戦地でのショッキングな体験がトラウマとなって、今でも時々パニックになることがある。上司の命令により精神科の治療を終えて彼が職場に復帰した所から映画は始まる。
オリンピックが間近いロス市警では、最新の装備を備えた強大なヘリ「ブルー・サンダー」を導入しようとしており、マーフィーがテストパイロットに選ばれるが、軍よりマーフィーの指南役に選ばれたのがベトナム戦線での上官コクラン大佐(マクダウェル)で、因縁の再会は終盤の対決シーンへと繋がっていく。
ただの強盗事件と思われた州の女性高官の死が、コクランも絡んだ暗殺事件だと掴むマーフィー。コクランとのロス市上空でのヘリ対決では、ヘリならではのビルの陰に隠れたりするシーンもあり、更には戦闘機も出てきてスケールの大きいアクションシーンが見られます。
ウォーレン・オーツはマーフィーの上司。懐かしやキャンディ・クラークは元妻という設定。
同僚ダニエル・スターンが撮影した陰謀の会話が残っているビデオテープを、元妻の協力でマスコミに渡すことにより事件の解決としているわけですが、大金が絡んだ背景があると思われるのに、その辺にあまり触れてないのがちょびっと物足りない。元妻とマーフィーの関係も中途半端な描き方で、昔見たときにはアクションシーンで満足出来たのでしょうが、今回は少し辛目の採点になりました。
「ブルー・サンダー」の機能の紹介シーンなどはメカマニアには堪えられないのではないでしょうか。
原案、脚本はドン・ジャコビーとダン・オバノン。
冒頭のヘリ警官の紹介シーンなど手際の良い上手い編集で、アカデミー賞でも編集賞にノミネートされたそうです。
尚、今作がオーツの遺作とのことでした。
当時ご贔屓だったジョン・バダムの監督作品。ヘリコプターによるドッグファイトが珍しい趣向で、今見ても楽しめるアクション映画です。【原題:BLUE THUNDER】
ロイ・シャイダーが扮するのはロサンゼルス市警の航空課、つまりヘリコプターによる市内パトルールが任務の警官マーフィーで、ベトナム戦争にも従軍したマーフィーは戦地でのショッキングな体験がトラウマとなって、今でも時々パニックになることがある。上司の命令により精神科の治療を終えて彼が職場に復帰した所から映画は始まる。
オリンピックが間近いロス市警では、最新の装備を備えた強大なヘリ「ブルー・サンダー」を導入しようとしており、マーフィーがテストパイロットに選ばれるが、軍よりマーフィーの指南役に選ばれたのがベトナム戦線での上官コクラン大佐(マクダウェル)で、因縁の再会は終盤の対決シーンへと繋がっていく。
ただの強盗事件と思われた州の女性高官の死が、コクランも絡んだ暗殺事件だと掴むマーフィー。コクランとのロス市上空でのヘリ対決では、ヘリならではのビルの陰に隠れたりするシーンもあり、更には戦闘機も出てきてスケールの大きいアクションシーンが見られます。
ウォーレン・オーツはマーフィーの上司。懐かしやキャンディ・クラークは元妻という設定。
同僚ダニエル・スターンが撮影した陰謀の会話が残っているビデオテープを、元妻の協力でマスコミに渡すことにより事件の解決としているわけですが、大金が絡んだ背景があると思われるのに、その辺にあまり触れてないのがちょびっと物足りない。元妻とマーフィーの関係も中途半端な描き方で、昔見たときにはアクションシーンで満足出来たのでしょうが、今回は少し辛目の採点になりました。
「ブルー・サンダー」の機能の紹介シーンなどはメカマニアには堪えられないのではないでしょうか。
原案、脚本はドン・ジャコビーとダン・オバノン。
冒頭のヘリ警官の紹介シーンなど手際の良い上手い編集で、アカデミー賞でも編集賞にノミネートされたそうです。
尚、今作がオーツの遺作とのことでした。
・お薦め度【★★=悪くはないけどネ】
ロイ・シャイダーも亡くなって、ちょっと寂しく思います。
消音で飛ぶブルー・サンダー、カッコよかったですね♪
キャンディは、最近は「ゾディアック」なんかに出ているみたいですけどネ。
>消音で飛ぶブルー・サンダー
今回の放送では「消音モード」とか言ってましたけど、確か封切時の字幕では「ささやきモード」とか言ってたような気がします。
カッコよかったぁ♪