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同人サークルA-COLORが北海道をうろうろしながら書いているブログです

女子高生チェーンソー

2006-01-01 16:40:23 | 映画-2006年

「っていうか、コラボしてないし」

 タイトルからして、アメリカンな女子高生がチェーンソー振り回して、切った張ったで大暴れすんのかな、と勝手に妄想。
 でも、近所のレンタル屋には置いてないし、わざわざ買ってまで観たいと思わないし……と悩んでいたら、ケーブルテレビのビデオ・オン・デマンドサービスでやっていた。

公式ホームページによるあらすじはこんなカンジ。

「淑女たるもの・・・」今朝もバーデン校長のありがたい話がスピーカーから流れてくる。しかし、女子高生パーカーをはじめとする落ちこぼれグループは、そんな話には耳を貸さずいつも男の話題ばかり。その日も、いつものメンバーに転校生のモニーク、引率のビーバー先生を加えて、課外授業と称した男子校とのダンスパーティーに参加するはずだった。しかし、途中で車が故障してしまい、寂れたスクラップ工場で一晩を過ごす羽目に。そこは車の通りも少なく周囲は暗闇に包まれ、挙動不審な修理工のハンクが一人いるだけであった。そこで次々と起こる猟奇的殺人。一人、また一人と見るも無残な死体となっていく。「犯人は誰だ?!」生き残った者たちが互いに猜疑心を抱き、そしてまた新たな殺人を生んでいく。果たして犯人の正体は?連続殺人の目的とは?まだ夜明けは来ない・・・

 見終わったら、すっかり疲れた。

 どこをどう突っ込んでいいのやら、もしかしたら物覚えの悪いディレクターが、脚本を書きながら撮影してたんじゃないか、ってぐらいのデキ。
 特に最悪なのは、女子高生がチェーンソーで暴れまくるっていうシーンが一切なかったってこと。

 一応、見せ場といえば女子高生が殺されるところなんだけど、まあ、なんだ、アレだ。『アーノルド坊やは人気者』みたいに、シーンごとに笑い声が挿入されないのが不思議なぐらいだった。
 ちなみに、この唯一の見せ場は公式ホームページの予告編で全部観れちゃうので(!)、観るならラストの3分ぐらいだけ観ればいいと思う。
予告編のある公式ホームページ

 一部のスタッフだけがゲハゲハ笑ってるだけで、撮影現場は重苦しい雰囲気だったんじゃないのかな、と勝手に想像。
 それとも意外と、みんな学校祭みたいなノリで楽しんでたのかな。
 とりあえず観てる人のことは、ちっとも考えられていないことは分かる。

 でも、考えようによっては、こういうZ級の映画をビデオ・オン・デマンドで配信するという心意気だけは買いたいな。
 っていうか、「クズ映画専門チャンネル」とか「C級以下専門チャンネル」とか開局すればいいのに。
 きっと、『チアリーダー忍者』も観ちゃうんだろうなぁ……。

『女子高生チェーンソー』(ケーブルテレビ)
http://www.albatros-film.com/title.phtml?route=&titleid=129
監督:ジョン・ホフマン
出演:ブリタニー・モンゴメリー、ターラ・トンプソン、アンナ・ガルシア・ウィリアムス、ドリュー・ドロエグ、他(出演者は数えるぐらいしかいないけど、調べるのも面倒くさい)
評価:1点

 正直、この映画に1点をつけるのはいかがなものかと思ったけど。たぶん、これよりショボイ映画はあるはずだし、実際観てるはずなんだけど。
 でも、まあ、この現時点でのブログ内での評価ってことで。


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