ジーコJAPANは、3-5-2を採用している。
現在のサッカーにおいての主流は、4-4-2と3-5-2をベースとして
中盤の構成により、いくつかのシステムにマイナーチェンジする。
ジーコ監督自身は、ブラジル代表であったこともあり
4-4-2のほうを日本代表の戦術としようとしたが、うまくいかず
3-5-2を採用することが多い。
いつも問題とされるのが、
① システムに合わせた選手を選出するのか?
② 選手特性に合わせたシステムを採用するのか?
どちらも正解なのであろうが、最近のサッカー事態が各選手が
流動的に動いてスペースを埋め、スペースに走り込む形態のため
選手の特性に合わせたほうが、いいと思われる。
また。チーム全体のシステムをある程度考えた選手の選出が必要となる。
それでは、日本代表を考えたとき
ジーコ監督が、4バックに合うような選手を選んでいない時点で
3バックのほうが、有効である。しかも、ライン統率がしやすい。
別に3バックだからオフサイドトラップのためにラインを統率しなくてもよいのだが
リベロ的な選手もいない。
中盤は、守備的なボランチというか汚いプレーヤーがいない。
そのため、2ボランチであるにも関わらず最終ラインとの連携・バランスが悪い気がする。
守備的なMFを選出した方がいいと私は個人的に思っている。
FWは、最近国内組みの鈴木・玉田で先発するときが多いかな?
久保・高原もいるが、どのコンビがいいのだろか?
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何を書いているのか?わからなくなってきたが、
個人的に3-5-2でありながら、中盤が守備意識のある選手がいない。
MF
福西 バランスをとりながら、得点に絡むMF
遠藤 スペースを埋め、パスコースを消すMF
万能タイプがボランチにいるのが、守備の際の連携の悪さになっているような気がする。
※潰し役、汚い役が必要
FW
鈴木 中盤まで引いてくるし、前線でも動き回る
玉田 前線で、ドリブルでの突破が魅力
両方が動き回る感じが強い気がする。前線で張っている選手が欲しいかも。
上がり気味と引いた位置の2TOPへ変更する。
【3-3-2-1-1】
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FW ●
MF ●
MF ●
DF ●
GK ●
守備的なMFをバックの前に配置して、残りの4人は、海外組み?でもいいのだが
トップ下を置かない感じの布陣。
【3-3-2-1-1】
┏━┳━┳━━━┳━┳━┓
┃□┃□┗━━━┛□┃□┃
┃□┃□□□□11□□┃□┃ 11 高原 直泰 (久保 竜彦)
┃□┗━━━━━━━┛□┃ 10 鈴木 隆行 (玉田 圭司)
┃□□□□10□□□□□□┃ 09 中村 俊介 ()
┃■↑■■■■■↑■■■┃ 08 三都主 ()
┃■08→■■■←09■■■┃ 07 稲本 潤一 (加地 亮)
┃■↓■■■■■■■↑■┃ 06 小野 伸二 (福西 崇史)
┣━━↑━━━━━←07━┫ 05 今は、いない
┃■←06→■■■■■↓■┃ 04 田中 誠 (松田 直樹)
┃■■■■■←05→■■■┃ 03 宮本 恒靖 ()
┃□□□□□□↓□□□□┃ 02 中澤 佑二 (茶野 隆行)
┃□□□□□□□□□□□┃ 01 楢崎 正剛 (川口 能活)
┃□┏02━━03━━04┓□┃
┃□┃□□□□□□□┃□┃
┃□┃□┏━━━┓□┃□┃
┗━┻━┻━01━┻━┻━┛
ちょっと変則的ではあるが、こんな感じがいいのでは?
05の位置って、近代サッカーにてかなり重要視されてきている。
相手が3-5-2の場合、トップ下がその場所にいる事になり、そのスペースを空ければ
パス・ドリブル・シュートなど自由に使われてしまう。
また、4-4-1-1のばあい、セカンドストライカーの位置になり
同様にスペースを与えることは出来ない。
その位置へ守備的なプレーヤーを置く布陣を取ることにより、
昨年のチェンピオンズリーグ優勝のポルトを筆頭に成果を上げているチームが多い。
ただ、その場合も選手の特性によって、さまざまに変わるフォーメーションである。
ACミランの場合は、その場所にレジスタ。攻撃の意思表示となるべく選手がいる。
ボールを持った瞬間に、速攻・遅効なのか?
手薄なのは、右なのか?左なのか?
いままでのトップ下と呼ばれる位置よりも下がった位置ではあるが、チーム全体を見渡せる。
この位置は、状況判断がよく、正確なロングフィード力を持ち合わせていなければならない。
DFが4バックであるので、日本の3バックより安定しており守備への意識も
パスコースを防ぐ程度でもいい。
3バックの場合は、守備的意識を持った選手のほうがよい。
ボールへのアタック、スペースを埋めるなどこのエリアに入ってくる相手選手は
潰す勢いが必要となる。
そんな選手が日本に必要だ。
日本が、4バックであれば『小野伸二』が、いいんだがなぁ。
(日本代表をACミラン化するには、的な発想であるが)