ばれるずBLOG

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アート亀山2012、行ってきました

2012年10月31日 00時11分00秒 | 北勢
 こんばんわ。
ハロウィーンのカボチャ色のカーディガンを買って浮かれている伊藤です。
今日は合法的にいたずらできますね。(笑)

 いつも通りイベント報告とイベント告知の二本立てと思いましたが、今回はタイトル通り「アート亀山2012」一色の記事です。
(某フェスティバルの告知も用意していたのですが、いかんせん入りきらない)
趣味全開のレポートですが、それくらいアート亀山は面白いっ!!



 前日の雨が嘘のように、よく晴れた10月29日。
まずは5月のバレルズイベントでお世話になった、ねこの館・伊藤幸一さんへ挨拶をしに行く。
全部回ったらお喋りをしに戻ると手短に言葉を交わし、向かいの亀山市市民協働センターへ歩みを進める。
(後でこの言葉は撤回されることとなる)
総合案内所ではスタッフの方に見どころを教えてもらい、いざアート散策へ。







 まず目につくのは蛍光ピンクで染められた衣類が干してあるアーケードだ。
地域から古着を集め、染色のワークショップを経て、展示。
ワンピース、Tシャツ、子ども服、大小さまざまな鮮やかなピンク色が眼を喜ばせた。
使用した衣類は古着として配られるそう。







 コインランドリー、花屋、写真屋、化粧品店……営業中の店内に絵画が並べられている。
さりげなく並んでいる作品は亀山という場に溶け込んでいるように思えた。
 頭上のスピーカーからは街の音が流れてくる。
これも作品の一つのようだ。
二つの現実の音―日常生活の音と日常の再構築した音―が心地よく耳に馴染む。
 アーケードを抜け、元ブティックの空き店舗には11の異なる趣向の作品が同居していた。
蝋でできたグロテスクともいえる人体模型、ビーズが散りばめられた床、錆を使った絵画、試験管のシャンデリア……不均衡ながら調和を感じる。







 東の端の材木店ではライヴペイントをしていた。
月曜日から描き始めたという絵は、最終日には違うものとなっているだろう。

 偶然再会した友人に教えてもらった、夕暮れ時が一番良い、という作品に急行する。
水を張ったブルーシートの上に二脚の椅子がぽつんとある。
何がアートなのか、椅子に腰掛けると、理解できた。







 椅子があるのは広い崖の上の駐車場だ。
西日の残る山、目下の街灯……亀山が一望できる、そのロケーションがアートになりえる。
アート亀山のハイライトとなったのは言うまでもない。



と、約二時間ほどいましたが時間が遅かった所為か、まったく回りきれませんでした!
これでも半分……いや1/3程度です!
商店街を舞台装置に出品者は各々の個性を表現されていました。
美術館のはしごをすると情報の許容量がパンクする、とはまさにこのこと。
改めて期間中にもう一度行ってきます。
なお、11月3日は商店街一帯が歩行者天国になり、ワークショップや映画上演・講演、市場が開かれます。
アート巡りと併せて、こちらも楽しめますので是非是非足を運んでみてくださいね。
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