こんばんわ。
雨が降ると歌川広重の「東海道五十三次 四日市 三重川」の版画を連想する伊藤です。
強風に柳を中心に風にも負けず進むストイックな右の旅人とかぶっていた笠を拾おうとしてつんのめっている左の旅人の対照的な構図が印象的です。
広重ブルーといわれるベロ藍のグラデーションが寒さを一層際立たせています。
モデルとなった三重川は今でいうと三滝川らしいのですが、実は正確な位置はわかっていないそう。
グーグルマップで見てみると三滝橋の近くに「浮世絵ポイント」なるスポットはあります。
しかし近年公開された四日市市立博物館の学芸員・廣瀨毅さんの論文によると三重川=阿瀬知川という説あり、また広重のような売れっ子絵師が拠点を離れてほいほい行脚できるわけもないのでまるまる創作した可能性もあったりして……真相は江戸の民のみぞ知るんでしょうねえ。
うーん、たった二〇〇年前なのに奥深い。
五十三次の中で三重県は桑名の七里の渡しから亀山の阪之下まで七ヶ所あるので、実際に現地に行ってみて当時の風景と比較してみた!って記事が書けそうです(笑)。
もしくはバレルズで何ヶ所かを行って名物を探すとか??(笑)
石薬師~庄野間なら歩けそうなのでちょっと考えてみる余地ありです✨
来週はヅメさんです。
三重県のブックイベント「ホンツヅキ三重」について書くそうです。
お楽しみに~!
雨が降ると歌川広重の「東海道五十三次 四日市 三重川」の版画を連想する伊藤です。
強風に柳を中心に風にも負けず進むストイックな右の旅人とかぶっていた笠を拾おうとしてつんのめっている左の旅人の対照的な構図が印象的です。
広重ブルーといわれるベロ藍のグラデーションが寒さを一層際立たせています。
モデルとなった三重川は今でいうと三滝川らしいのですが、実は正確な位置はわかっていないそう。
グーグルマップで見てみると三滝橋の近くに「浮世絵ポイント」なるスポットはあります。
しかし近年公開された四日市市立博物館の学芸員・廣瀨毅さんの論文によると三重川=阿瀬知川という説あり、また広重のような売れっ子絵師が拠点を離れてほいほい行脚できるわけもないのでまるまる創作した可能性もあったりして……真相は江戸の民のみぞ知るんでしょうねえ。
うーん、たった二〇〇年前なのに奥深い。
五十三次の中で三重県は桑名の七里の渡しから亀山の阪之下まで七ヶ所あるので、実際に現地に行ってみて当時の風景と比較してみた!って記事が書けそうです(笑)。
もしくはバレルズで何ヶ所かを行って名物を探すとか??(笑)
石薬師~庄野間なら歩けそうなのでちょっと考えてみる余地ありです✨
来週はヅメさんです。
三重県のブックイベント「ホンツヅキ三重」について書くそうです。
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