「地球の歩き方」を見て、ぜひ行ってみたいと思った
”山岳地帯をゆく急行列車 トランツ・アルパインの旅”
NZでは、列車の廃線が相次いでいるらしく、
トランツ・アルパインも一日一本だけ、
しかも出発は8時15分なのだけれど
事前に予約があったほうがよくて
定刻20分前にチェックインが必要、
しかも、駅は市の中心部にはなくて、ハグレー公園の外側にあり、
宿泊施設から遠い・・・。
予約しても、無事行けるかがとても心配だった
トランツ・アルパインの旅なのですが、
ここで引き返したら、せっかくはるばる来たのに
あまりにももったいない・・・
頑張って、行ってみることにしました。
朝は早く起きて、駅まで歩いていこう!と思って
5時30分すぎには起床、
朝に滅法弱い私なのに、
張り切って、6時30分すぎに出発するはずが、
宿泊施設の門(?)が全て閉まっている?!
え?え?えーっ?
確かにオフィスには8時までは閉めるって、書いてありましたが・・・。
しまった!しまった!どうしよう?!
こんなことであきらめるのは嫌だし、
阿呆なことをして、追い出されるのは嫌だし・・・
どうしよう?どうしよう?と迷って、
結局はメインゲートを飛び越えて、行ってきました
前置きがながくなりました。
さてさて、その素晴らしい列車の旅を、写真でご紹介。
スタイリッシュな車体ですよね~。
先頭はディーゼル車両・・・らしいです。
座席は指定席。
ありがたいことに、行きも帰りも窓際で、
美しい景色をたっぷり堪能してきました~。
こちら行きの車両。
椅子はふかふか、すわり心地は◎です!
カンタベリー平野を走り抜けた後、
サザン・アルプスを走っていくのですが、
最高地点にあるのが、こちらアーサーズ・パス駅。
アーサーズ・パス国立公園で、
トレッキングやハイキングを楽しむ人は、ここで下車。
車中の人は激減しました。
私は終点グレイマスまで行く予定なので、
アーサーズ・パス駅では写真を撮っただけで
また乗車しました。
アーサーズ・パス駅を出発すると、
長さ8.5kmのオティラ・トンネルを走ります。
トンネルを抜けると
終点は西海岸のグレイマスまで
また美しい景色を見られますよ~。
展望車両があります。
↓ここですね。
大人3人並べばいっぱいになってしまうくらい
狭いので
人の割合少ない
アーサーズ・パス駅~グレイマス駅では
ずっといられますけれど、
混んでいるときには、譲り合い。
もう一つ、列車のスピードは意外と速いし、
高度も高いし、
何しろ時季が冬~春だし、
結構寒いのです。
1時間~1時間半外にいると・・・すっかり冷え切ってしまいます
(でも、貴重な機会なので、出来る限り頑張りました!!!)
車内で窓越しに見る景色も雄大ですが、
生で観る迫力は・・・すごいです!!!
雄大な景色を身体いっぱいに受けたときの感動は・・・
もう書き表せないほど大きなものでした!
空が空で、
木が木で、
湖や川がある、ってことが
こんなにも美しいものなのですねー。
動物達にも、いっぱい出会いました。
やっぱり羊の数が一番多いですかね~
生まれたての子羊が
母羊のそばに寄り添っていたり、
子羊同士で並んでいたりするのを見ました。
可愛らしかった~!
大きな川
美しい湖
(ブルナー湖。
マスのフィッシング・ポイントらしいです。
湖のほとりにいた人が、手を振ってくれました)
12時45分。
4時間半かかって、
NZ南島横断!
終点のグレイマスに到着です。
グレイ川河口に位置する西海岸最大の街だそうです。
グレイ川(だと思います。)
かつてはマオリの砦(パ)があったとか・・・
こちら帰りの車両。
ボックス型の座席でした。
来た道を引き返しますが、
昼ごはんを食べ、エネルギーを入れていますので、
またまた展望車で頑張りました。
撮影ポイントが多いので
・・・大変!
湖に、
山・・・
トンネルを経て
またまたアッサーズ・パス駅に到着しました。
サザン・アルプスを下っていきます。
日の光も美しく
写真を撮り続けてしまいました。
こちらはビーリー川(だと思います。)
18時9分、無事クライストチャーチ駅に到着。
途中、うとうとしてしまったところもありますが、
約9時間の列車の旅、堪能しました~。