合気道は楽しんで!。「健康」と「護身」と「コミュニケーション」を体得する。

高伝館TAMA道場(多摩市)のモットーは、怪我をさせない、しない、楽しく学び。自信とコミュニケーションを育てます。

合気道高伝館鏡開き2015年2月

2015年02月09日 | ブログ

高伝館が佐賀に誕生して25年。針先生の合気道を広く佐賀市民に恩返ししたいとして発足した道場です。そして、「体の杖」という杖(じょう)と柔術とを組み合わせた新しい武道もこの時期から始まりました。

針すなお先生のご実家は、佐賀鍋島藩の菩提寺の高伝寺。高伝寺と言えば、佐賀の歴史の中では欠かすことのできない存在です。

与賀神社の敷地内の中に楠神社があります。説明文を見ると、後醍醐天皇と楠木正成の木彫りの像が高伝寺で見つかり、その後、龍源寺などに移り幕末の尊王攘夷運動につながったと言われています。

 

            

そんな歴史も佐賀にはあります。

演武会は20年前に入門された方たちの演武と来賓の方たちの演武を中心に組み立てられ、最後は針先生の演武で締めくくられます。

合気道も20年前から比べると日本的にも世界的にも知られるようになりましたが、まだまだ多くの方に合気道の魅力を知っていただきたいものです。

合気道の良さは戦いのないこと、勝負で勝ち負けを決めないこと、そういう武道が存在するということを知っていただきたいのです。私の多摩道場にもぜひ多くの方が入門していただき、その魅力を感じて欲しいところです。

 

 

 

 

 

 

合気道高伝館は、仲間が集まる場所です。

親子で合気道、そして「技」と「合気」

2014年12月24日 | ブログ
合気道を始める動機は、人によりいろいろとあります。その一つが、子どもが健康的に、あるいは精神的に、または怪我をしないために親がこどもに習わせることもあります。そういう始めた動機はさまざまでも、ほのぼのする風景があります。
親子で一緒に稽古している風景は、いつでも温かい空気を醸しています。






低学年でもなんとか父親を押さえいます。また、父親もなかなか起き上がることが出来ないため、子供の技の上達を感じ取ることができます。お互いの気持ちが親子の間に流れ、それを無意識に感じ取ることができます。相手を倒すことではなく、調和を目指す合気道の本筋がそこにあります。まさに「合気の心」と言えます。
力で勝負しようとすれは、力の強い者が勝つ。技量で勝負しようとすれば、技量の高い者が勝つ。合気道は、技量、力が弱くても相手に合わせることで勝気を得る事ができる武道です。
このような調和を目指す合気道を、多くの人に知って頂きたいと思っています。

小太刀の技がありますが、あくまでも技です。上の絵のように小太刀で大刀はうけとめられません。また、敵が小具足を付けていたら、小太刀では歯が立ちません。あくまでも、この絵は技の一つとしか言えません。
下の絵は、合気の技ですが、合気道では相手の気の流れにあわせて相手を倒しています。つまり根本では、上と下の絵とは考え方が違うのです。
話は飛びますが、天然理心流は、この二つを組み合わせた武術であり、私が興味を持つ理由です。

合気道高伝館TAMA道場H26年 審査

2014年11月30日 | ブログ
高伝館と言えば、漫画家で有名な針すなお師範が運営する道場です。その直下運営でだまし取に高伝館TAMA道場があります。多摩市総合体育館で、毎週日曜日の午後に稽古をしています。今年最後の合気道昇級審査が小平道場で行われました。仲間の門弟が集まる楽しい時間でもあります。審査は、合気道である体術と木刀と杖を用いた「体の杖」の二つの武道です。若い女性から老人?まで幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。

ところで針先生の合気道は、開祖から直々に教わった合気道であり、また、夢想流杖道も学ばれ古武道の精神を引き継ぐ総合武道の「体の杖」を生み出し、本来の古武道である総合武道を学ぶ事ができます。そういう武道を学ぶ楽しみもありますが、なにが素晴らしいといえば、合気道を通じて人生にとってかけがえのないものを得られることです。相手を受け止める事の出来る精神と、人脈を広げていくこともできますし、定年後のライフワークやコミュニティも創っている人たちがいます。流行りで言えば、ワークライフバランスをお手伝いする武道です。

女性も護身のみならず、姿勢や健康にも通じます。楽しく、厳しく、仲良く仲間たちを増やし、和気、愛気、烈気を養っています。






多摩市で稽古をしますので、多くの方が来られ、広がりのある武道を学びましましょう。
また、新選組の天然理心流を学びたい方たちにも柔術の動きが必要ですから、高伝館TAMA道場での学びは大切です。是非、見学や体験に来て下さい。



日野市は新選組のふるさと

2014年10月27日 | ブログ
東京都日野市は新選組で活躍した土方歳三、井上源三郎、沖田総司、近藤勇らの生まれ育った故郷です。

NHKで大河ドラマ 新選組の放映で一躍、若い人達にも新選組の理解がなされてきたようで、日野市に在住の浅田次郎氏の新選組を題材にした小説も話題となりました。
前日野市長も新選組のご子息とお聞きしましたが、本日の日野ガイドの会の講演で、維新は西の歴史であり東の歴史は語られていないとおっしゃっていました。新選組も維新政府によってイマイナスメージが創られたのでしょう。
新選組縁者の方にとっては、維新からつい最近まで肩身の狭い思いをされたのではないでしょうか。貴重な文献や刀剣も、破棄没収されたりして、今では残された資料は多くありませんが、井上源三郎資料館、土方歳三資料館、佐藤彦五郎資料館、日野市新選組資料館他、日野市にはそれらの資料がありますので、是非、訪れて見てください。



10月26日は、高幡不動金剛寺で天然理心流演武を井上源三郎ご子息の井上雅男氏と門弟で、伝書に基づく演武を披露しました。天然理心流の流れはいくつかありますが、大きく近藤勇系の勇武館と昭島系の大塚道場があります。今の試衛館は、近藤勇とも新選組とも関係はありませんが、その他の道場も含め、いろいろな天然理心流を見てみることも面白いことでしょう。門人はどの道場にいても一生懸命に稽古をして、見て気持ちよいものです。なによりも熱心に取り組む姿勢や気持ちが一番です。
武道は、自分のよりどころと、自分自分自身を鍛え、精神的にも強くなるための稽古です。合気道も全く同じです。自分自分も戒めながら、道を見つけたいものです。

高幡不動尊、日野市は、良い所です。

合気道高伝館TAMA道場(多摩市)の稽古

2014年10月26日 | ブログ
針すなお館主の高伝館TAMA道場が京王線聖蹟桜ヶ丘駅近くにあります。多摩市総合体育館にて毎週、日曜日の午後12:30から一時間ほど子供達と一緒に合気道の稽古をしています。小さいお子様ですから親子で稽古する方がたくさんいらっしゃいます。


普段、仕事で忙しいお父さんも、たまの日曜日に自宅で体を休めることも大切ですが、こうして親子でいっしょに稽古をすることで絆が深めることも良い休日になるのかもしれません。ひょっとしたら家族サービスにもなるのでしょうか。私も自分の子供が小さければ一緒に稽古をしたいなぁなんて思います。微笑ましい光景です。


お父さんにとっても日頃の運動不足解消やストレス解消になりますし、同時に子供が転んでケガをすることが少なくなります。受身は万が一のときに自分自身を守ります。
さてさて、子供達の稽古が終わって大人の部の稽古がはじまります。針先生の杖と木刀を使い、柔術を組み合わせた「体の杖」も稽古をします。この稽古の良さは、武器を持った相手に対し、適切な身のこなしができるということと、杖の持つ特徴を味合うことができるのです。なかなか世間に走られていませんが、知られていないだけに道の武道に触れることができます。私も20年以上稽古をしていますが、実に奥が深い武道です。刀と杖による武道ですが、体の動きや危険に対する感性が磨かれます。

合気道は、気軽に大切も力もいりません。どなたでもできる武道です。


一時半からは大人の稽古です。みんなそれぞれにがんばっています。目標は、高く持ち、仲間の絆を深めましょう。
子供も大人の方も気楽に見学に来てください。体験もできます。
日曜日の午後を楽しみましょう。