世田谷区あべ力也のひとり言

世田谷区あべ力也が日常生活の中で感じたことを、政治的な内容にこだわらず多岐にわたり感想を述べる本音の呟き。

学校施設を含む施設のナイター化、人工芝化による有効活用で不足しているスポーツ施設の充足を提案しています。

2023-01-14 19:37:00 | Weblog
世田谷区のスポーツ施設不足の解消に向けた提言について


最後に、世田谷区のスポーツ施設についてであります。
新たなスポーツ施設の整備において必要となる広い用地確保が困難な世田谷区において、区民のスポーツへの要求を充足するには、既存のスポーツ施設や公共施設の敷地を有効活用することで、利用拡大を図ることが必要と考えます。
総合運動場陸上競技場にはナイターが完備されておりますが、トラック内のフィールドを天然芝から人工芝にすることで天候にも左右されず、多目的かつ多種目で活用でき、区民の活動の場の拡充につながると考え提案をいたしますが、区の見解を求めます。
今般の民間施設を活用した第一生命グラウンドの整備により活動の場が増えることは評価をいたしますが、サッカー競技団体からするとサッカー場の絶対量が少なく、サッカー場確保に向けた陳情が私にも多く寄せられております。
また、第一生命のような民間とのコラボや区内大学施設を区民が利用することは、それぞれ本来の利用ニーズもあり、難しい側面があることから、活動の場を求めている区民の声に応えるには、世田谷区立の施設で、全区に広がる小中学校の施設を多角的な考え方で有効活用し、区民開放のニーズに応えていけるような施設整備の在り方を検討してほしいと考えます。
現状では、校庭ナイター設備の数は、中学校六校、小学校一校、テニス場ナイター設備は中学校六校、校庭を開放している数は中学校二十八校、小学校四校であります。こうした現状を踏まえると、施設整備をしていない多くの学校の校庭を人工芝化することで、開放の枠や時間の拡充だけではなく、学校教育の環境としても、雨天後でも校庭での授業や部活動など、学校活動においても活用の幅が広がることにつながると考えます。
もちろん地域住民のニーズや近隣住民の御意見等を聞き、環境等への配慮をしながら、今後、学校改築などの際に、人工芝化、ナイター設備の検討を求めるものです。
また、改築が既に完了した学校でも、次の改築を待たずに計画を立てて整備に取り組むべきと考えますが、あわせて区の見解を求め、壇上からの質問を終わります。

内田 スポーツ推進部長
私からは、陸上競技場のインフィールドの人工芝導入につきまして御答弁いたします。
大蔵運動場陸上競技場のインフィールドは、東京二〇二〇大会アメリカキャンプにおきまして、USOPCの唯一の希望条件が天然芝であったこともあり、気持ちよく利用していただきました。また、投てき種目など、陸上競技で多くの方に利用されておりますが、例年二月から五月の間では芝の養生のため使用中止としております。
御指摘の人工芝の導入につきましては、施設の稼働日数が増えることから、サッカーやラクロスなど新たなフィールド種目の利用が想定され、施設の有効活用の観点からも効果的であると認識をしております。一方、人工芝は天然芝に比べ、グラウンドの表面温度の上昇や、スライディング時の摩擦、マイクロプラスチックの発生等の問題も指摘されております。
区といたしましては、人工芝を導入した自治体やメーカー、施工業者等から情報を収集し、課題の整理を進めながら、インフィールドへの人工芝導入につきまして、スポーツの場の拡充の視点も含め、引き続き検討してまいります。
以上です。

知久 教育総務部長
私からは、学校の一般開放と施設整備についてお答えいたします。
ナイター設備など一般開放利用に資する学校整備につきましては、周辺住環境への配慮はもとより、施設の老朽化対策など、優先すべき事業を勘案しながら施設の改築、改修時期を捉えて検討してまいります。
なお、御指摘の校庭の仕様ですが、現在ダスト舗装を基本としながらも、学校の立地等に応じて、一部の学校では天然芝生やゴムチップ舗装を採用しております。それぞれにメリット、デメリットがあることから、今年度中に学校整備の在り方を取りまとめていきたいと考えております。
以上です。

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