次から次ぎえと、よくも毎回ひどい顔ばかり出てくるよ。
誰なんでしょうね、この「百人一句」を描いた絵師は。
コメントくださる方の中には、山豚火が描いたと思っている方も
いるようですが、山豚火ではありませんからね。
それにしても、文屋の旦那もひどい顔してるけど和歌はうまいね。
吹くからに 秋の草木のしをるれば むべ山風を あらしと言ふらむ
次から次ぎえと、よくも毎回ひどい顔ばかり出てくるよ。
誰なんでしょうね、この「百人一句」を描いた絵師は。
コメントくださる方の中には、山豚火が描いたと思っている方も
いるようですが、山豚火ではありませんからね。
それにしても、文屋の旦那もひどい顔してるけど和歌はうまいね。
吹くからに 秋の草木のしをるれば むべ山風を あらしと言ふらむ
有明の月って、夜が明けても空に残っている月このことでしょう?
おっちゃんは有明の月まで、彼女の来るのを待っていたんだ。
それは振られたんだよ。 言っちゃ悪いけどひどい顔だものね。
坊さんって女好きだね。いままで2人坊さんが出たけど2人とも女好きだよ。
女好きの方が和歌を作るのうまいんだね。感心するよ、この歌。
今来むと 言いしばかりに長月の 有明の月を待ち出てつるかな
住の江って大阪でしょう?
大阪のおばさんを抱きましたか。こりゃえらいことしましたなぁ。
わたしは藤原の旦さんに抱かれましたんやで!
わたしは藤原の旦さんに抱かれましたんやで! ってそこらじゅう
自慢げにふれて歩きまっせ、大阪のおばさんだったら。
こりゃとんだ災難でしたな。こんないい和歌も詠んでいるのに。
住の江の岸による波よるさへや 夢の通い路 一目よくらむ
おいおい、またひどい顔のおっちゃんの登場だよ。
この顔で人妻をくどいたのかい。よくそんな勇気があるよね。
やっぱり女は顔じゃないんだ。こんな和歌を詠まれたらしびれるんだ。
ちはやぶる 神代もきかず龍田川 から紅(くれない)に水くくるとは
上手いんだろうけど、意味がよくわからないんだけど。
うらなりの冬瓜みたいな顔をして、誰かと忍び会っているんだ。
いつも女といちゃいちゃしているか、歌を詠んでいるか、この時代は
こんなことしか、やることはなかったのかね。うらやましい時代だよ。
あんたも顔に似合わず和歌は上手いよ、うらなりのおっちゃん。
立ち別れ いなばの山の峰に生ふる まつとしきかば 今帰りこむ
3人ほどの方から「百人一句」を続けてほしいとのコメントを頂戴したので
手鎖覚悟で、もうしばらく続けます。
それにしても光孝天皇さんて、ひどい間抜け顔しているね。この顔に大事な
若菜を摘まれた女子は気の毒だと思うよ。
でもこんな顔でも、なかなかいい歌も詠んでるんだね。
顔じゃなくて歌に女の子は参っちゃったのかな。
君がため春の野に出でて若菜摘む わが衣手に雪は降りつつ
手鎖10日間、一度やってごらんなさい。きついわぁ~!
なにしろ鍛冶屋が作った手鎖でしょう、重い! 重い!
重くてなぁんにも出来ません。
雪隠でなんとか尻を拭こうとしましたがとても無理。
なんだかんだと、すっかりお節介バアさん世話になってしまった。
どういうつもりか手鎖が取れてもバアさんは帰らない。
これなら八丈島に遠島の方が、まだましですわ。
「百人一句」をこれからも公開していこうかどうか、ただいま思案中です。
手鎖中はたくさんのコメントをありがとうございました。
河原左大臣さん、あんたはすごいお金持ちなんだってね。
大邸宅に住んでいるんだって。やっぱり賄賂で貯めたの。
こんな間抜け顔でも偉くなれるんだね。大臣なんだ。
それにしてもこの俳句はひどいね。そう思わない?
乱れそめにしってさ、乱れているのは女の人なんだろうね。
こんな顔していても、お金持ちだから女には不自由しないんだ。
この和歌もあんたが詠んだのだ。意味がさっぱりわからないんだけど。
陸奥のしのぶもぢずり たれゆえに 乱れそめにし我ならなくに
やっぱり女の人が乱れいるんだ。あんたは乱れそめにしが好きだね。
陽成院さん、悪いけどあんたとは付き合いたくないよ。
若い頃から乱行が絶えなかったんだってね。
素行が悪かったんだってね。すぐブチ切れるんだって?
女が怖がって近寄らなかったんだってね。
それなのによくこんな俳句が詠めたね。無理矢理押しかけたのかい。
陽成院さん、あんたが生涯に作った和歌はこれ一首だけだって本当なの。
筑波嶺(つくばね)の峰より落つるみなの川 恋ぞつもりて淵となりぬる
これも、あんたが詠んだ歌かどうかのか怪しいものだね。
そうなの、わたし還暦なのよ。いまさら隠したってしょうがないでしょう。
えっ、還暦には見えないって、とても若くてきれいだって。
まぁ、お上手ね、明日の晩いらっしゃいな。貝合わせして遊びましょう。
今晩? まぁせっかちね。今晩はダメなの・・
春の夜に月が照らした白い道 あの人がくる牛車に乗って 桑菜
いやぁ、昨夜の嵐はすごかったですな。庭のけやきがひゅうひゅうと
鳴って寝られませんでしたよ。 明け方帰っていった女ですか?
身の上相談ですよ。あの嵐じゃ帰れないのでじっくり聞いてあげましたよ。
なんでも好きな男が琉球にいて、それが三途の川を渡る夢を見たけど、どう
したらいいのかって泣くものですからね、いえ、愚僧は話を聞いてあげただけ
ですよ。その時こんな和歌が一首浮かんだのです。まぁ聞いてくださいまし。
天つ風(あまっかぜ)雲の通ひ路 吹き閉ぢよ をとめの姿しばしとどめむ
参議 篁(さんぎ たかむつ)さん、難しい読み方だね。
なにを悪いことしたの。上司の奥さんにちょっかいだしたの。
それで隠岐の島へ流罪なんだ。 まぁ自業自得だね。
しばらく島暮らしをした方がいいと思うよ。ちょっとメタボ
気味だものね。10年も暮らせばスマートになるんじゃないかな。
舟の中でこんな別れの和歌も詠んでいるんだ。エライよあんたは。
わたの原 八十島かけて漕ぎ出でぬと 人には告げよあまの釣り舟