紀伊さん、わたし殿方にこんなにもてるのですよ、って自慢してませんか。
このあとどうなったか聞きたいでしょう、ですって。 いえいえ結構です。
紀伊さん、百人一首のあんたの歌だよ。
音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじゃ袖の ぬれもこそすれ
かわいそうに、基俊の旦那、いいところまでいったのにお預けですか。
もう一押しが足らなかったのじゃないの。がーんといっちゃいなさいよ。
気が弱いんだ、わかるよそれは。わたしも気が弱いんだから。いい歌読むのにね。
契りおきし させもが露を命にて あはれ今年の 秋もいぬめり
相模さん、五十路ですか。女性が一番魅力的なお年ですよ。
それなのに、だれも忍んで来てくれないとは、平安の殿方は薄情ですね。
恨みわび ほさぬ袖だに あるものを 恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ
「百人一首」も恨み歌ですか。まあ待てばいい殿方があらわれますよ。
鬼子母神通りの団子屋で団子を食べていたら「貸間アリマス」の張り紙。
早速借りちゃいました。いえ、団子屋のおかみが美人だからじゃありませんよ。
匡房の旦那、幼少の頃から神童と評判だったとか。そんな顔には見えないけど。
「百人一句」の句はどうしょうもないけど「百人一首」はまあまあじゃないの。
高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ
江戸のうなぎは屋台で売ってる串に刺した16文の蒲焼きから
店で食べる100文のうな丼まで、いろいろ。100文は現代の
レートに換算すると、2500円。江戸時代もうなぎは高かった。
経信の旦那、田んぼの中の一軒家に女を連れ込んだのね。
ここなら覗くのはカエルくらいだから安心だよね。百人一首はこれ。
夕されば 門田の稲葉おとづれて 葦のまろやに 秋風ぞ吹く
本業の裏稼業は昨日の夕暮れ時に、なんとか終了。
忙しい間、たくさんのコメントありがとうさんでした。
返事も書かず、みなさんのブログにも行かず失礼いたしました。
大型台風はたいへんな暴風雨で所によっては被害も出たようです。
みなさんの所は、いかがでしたか。大丈夫でしたか。
江戸もひととき風雨が強まり、ゆうれい長屋はふっ飛びました。
清少納言さんは「枕草子」の著者で、たいへんな才女なんだってね。
残念だね、もう少し美人だったら、もっともてたろうに。世の中そう
うまい具合にはいかないものだね。百人一首に載っている歌はこれですね。
夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるざじ
こう見えても愚僧はもてるのだ。と自慢してませんか。
百人一首に載るくらいだから、この歌も上手いんでしょうね。
寂しさに 宿を立ち出でて ながむれば いずこも同じ秋の夕暮れ
コメントの返事、書けませんでした。
みなさんのブログに行けませんでした。ゴメンナサイ
伊勢さんってこんな顔なの? 本当はもっと美人なんでしょう。
ひどい絵師だね、こんなひどい顔に描いて。
百人一首の伊勢さんの歌は有名だね。多分みなさん知ってる歌だと思うよ。
いにしへの 奈良の都の八重桜 けふ九重に にほひぬるかな