秋の夜に聞こえてくるのは、虫の音ばかりじゃありません。
月の光の差し込む部屋で、はずかしそうに十二単衣を脱ぐ絹ずれの音
いいよなぁ、貴族の旦那は。脱いでいるのがたとえブスでもさ。
悔しいから旦那の詠んだ和歌は載せてやらんは! と思ったけど載せるよ。
秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけき
秋の夜に聞こえてくるのは、虫の音ばかりじゃありません。
月の光の差し込む部屋で、はずかしそうに十二単衣を脱ぐ絹ずれの音
いいよなぁ、貴族の旦那は。脱いでいるのがたとえブスでもさ。
悔しいから旦那の詠んだ和歌は載せてやらんは! と思ったけど載せるよ。
秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけき
海を隔てた淡路島の上に秋の月が登り、墨絵のように美しかったので、
彼女もついつい衣を脱ぐ気になった・・・兼昌の旦那はそこのところは計算ズミで、
耳元でこんな和歌をささやいた・・・彼女はメロメロ。 旦那、悪いやつだね。
淡路島 通ふ千鳥の鳴く声に 幾夜寝ざめ 須磨の関守
平安時代の貴族の旦那は、みんな和歌を詠むのが上手いけど
この時代は、和歌を詠まないと女にもてなかったのかな。
出世できなかったのかな。 ま、山豚火など、とてもじゃないが
貴族の仲間にも入れなかったね。紫式部と友達にもなれなかったね。
瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の われても末に あはむとぞ思う
崇徳院の旦那、顔に似合わずいい歌を詠んでいますね。
旦那、ずいぶん長い名前だね。どうしてこんなに長いんです。まるで寿下無だよ。
法性寺入道前関白太政大臣さま~、って旦那を呼ぶ彼女もたいへんだ。
百人一首の歌、みなさん上手いなぁ。
わたの原 漕ぎ出でて見れば ひさかたの 雲居にまがふ 沖つ白波
俳句には四季を表す季語を入れる、これが決まりです。
季語も一つだけ、というのが決まりです。二つでも三つでもダメなのです。
この句には 真夏、涼しき、蝉しぐれ、と三つの季語。
まったくどうしょうもない俳句です。
多分、誰でもしっている有名な句に
目に青葉 山ほととぎす 初かつを 素堂
というのがあります。季語が三つです。
高名な俳人が詠んだ句は、季語が三つでもいいのです。そうかなぁ。
新しいMacを入れたが、まだ使いこなせない。
いつまでもブログが更新出来ないので、旧Macに戻して更新です。