・啓蟄も行ったり来たりの寒さかな
・地吹雪や車たじたじ止まりけり
・陽光の背を温めて弥生かな
・雪代も轟々と満つ川辺かな
・葉ボタンもこの頃すでに鳥の餌
・地吹雪や車たじたじ止まりけり
・陽光の背を温めて弥生かな
・雪代も轟々と満つ川辺かな
・葉ボタンもこの頃すでに鳥の餌
・己が子を産む苦しみをも突き進むかくして母は強くなりゆく
・子を産みしスタッフ我に子を抱けとせがみつ今日も訪れておる
・この春に母になりぬと知らせおる桜の四月変わりゆく女(ひと)
・新妻は初産の怖さかみしめて虫すらびびる夫(つま)は場外
・一時の晴天の日に感謝して子らの安全歩道の雪かき
・高齢の老女家庭に雪の降る雪の重さにみしり音する
・山麓の独居老人春待ちぬ囲炉裏の薪は赤く燃えても
・子を産みしスタッフ我に子を抱けとせがみつ今日も訪れておる
・この春に母になりぬと知らせおる桜の四月変わりゆく女(ひと)
・新妻は初産の怖さかみしめて虫すらびびる夫(つま)は場外
・一時の晴天の日に感謝して子らの安全歩道の雪かき
・高齢の老女家庭に雪の降る雪の重さにみしり音する
・山麓の独居老人春待ちぬ囲炉裏の薪は赤く燃えても
2018年1月23日
・せっかちをステータスとし生きておる良いこともありそのまま生きる
・人間は相田みつをの詩のように欲にまみれし人間だもの
・突き刺さる小さき棘も集まれば痛みの続く憂鬱な日々
・平成三十年一月二十三日
・せっかちをステータスとし生きておる良いこともありそのまま生きる
・人間は相田みつをの詩のように欲にまみれし人間だもの
・突き刺さる小さき棘も集まれば痛みの続く憂鬱な日々
一月二十四日
・己が子を産む苦しみをも突き進むかくして母は強くなりゆく
・子を産みしスタッフ我に子を抱けとせがみつ今日も訪れておる
・この春に母になりぬと知らせおる桜の四月変わりゆく女(ひと)
・初産を怖さ抱えて挑みたる夫(つま)は為す術探しあぐねて
・せっかちをステータスとし生きておる良いこともありそのまま生きる
・人間は相田みつをの詩のように欲にまみれし人間だもの
・突き刺さる小さき棘も集まれば痛みの続く憂鬱な日々
・平成三十年一月二十三日
・せっかちをステータスとし生きておる良いこともありそのまま生きる
・人間は相田みつをの詩のように欲にまみれし人間だもの
・突き刺さる小さき棘も集まれば痛みの続く憂鬱な日々
一月二十四日
・己が子を産む苦しみをも突き進むかくして母は強くなりゆく
・子を産みしスタッフ我に子を抱けとせがみつ今日も訪れておる
・この春に母になりぬと知らせおる桜の四月変わりゆく女(ひと)
・初産を怖さ抱えて挑みたる夫(つま)は為す術探しあぐねて
・手弁当妻は好みを知りており我の気に入るおかずぎっしり
・矢のごとき棘ある言葉裡にあり放てる人は忘れおりしも
・親友の懐かしき声電話にて聞きつつ昔よみがえりおる
・失敗と悔恨を着て成長すそろそろ脱皮を決行するか
・幼少の己が裡に住みておる変わらぬ自分を栄養にして
・この次の生まれ変わりは蓑虫だ風に揺られて右に左に
・あるようで無いものばかり人の世は生まれてこの方夢のよな日々
・愛憎は紙一重とかいうけれど目覚めた末の枯れ尾花
・昔より地球は丸いとわかってて自国以外は見えない怖さ
・酸味ある漬物だとかマッコリは飲みやすきかな飲みすぎ注意
・便利さの裏に潜むはパソコンの半日分が一瞬でパー
・雪室のリンゴのごとく我もまた雪に埋もれて甘みを増すや
・ちくちくと時折とげを刺す妻は心の内にマグマありせば
・誕生日酸化速度が速まった六十六才我早生まれ
・亡き父に嘘つきは泥棒の始まりと言われ直らずにまだ
・散髪で妻の持つ手にバリカンがたった五分よ髪の少なき
・矢のごとき棘ある言葉裡にあり放てる人は忘れおりしも
・親友の懐かしき声電話にて聞きつつ昔よみがえりおる
・失敗と悔恨を着て成長すそろそろ脱皮を決行するか
・幼少の己が裡に住みておる変わらぬ自分を栄養にして
・この次の生まれ変わりは蓑虫だ風に揺られて右に左に
・あるようで無いものばかり人の世は生まれてこの方夢のよな日々
・愛憎は紙一重とかいうけれど目覚めた末の枯れ尾花
・昔より地球は丸いとわかってて自国以外は見えない怖さ
・酸味ある漬物だとかマッコリは飲みやすきかな飲みすぎ注意
・便利さの裏に潜むはパソコンの半日分が一瞬でパー
・雪室のリンゴのごとく我もまた雪に埋もれて甘みを増すや
・ちくちくと時折とげを刺す妻は心の内にマグマありせば
・誕生日酸化速度が速まった六十六才我早生まれ
・亡き父に嘘つきは泥棒の始まりと言われ直らずにまだ
・散髪で妻の持つ手にバリカンがたった五分よ髪の少なき