循環無端~cycle endless~

土を耕し野菜を栽培する。栽培した野菜を発酵作用等で加工し、食す生活を夢見ています。

短歌/畑にて

2017年04月29日 09時48分08秒 | ETUDE
・アサツキの林の中に潜みたるキジの親子の野生を見たり

・春風は季節を移す演出家草木芽吹かせ速足で去る

・潔(いさぎよ)き桜の花の散り際は開花待つ身の満足散らす

・匿名の生花来る紫陽花の思えば十年頭下げつつ

・友去りてぽかんと心隙間ありその空洞の溢はいつや

・繰り返し己が暗闇夢となり目覚めの悪さ今日また続く


ジャガイモの植え付け準備

2017年04月29日 06時51分40秒 | 徒然なるままに(日記)
4月29日(土)早朝から雷雨 最低10℃最高16℃

 昨日午前中は原ケ平ファームへ、ジャガイモの植え付け準備に出かけました。
自衛隊の土塁のそばの畑なので、時々自衛隊の様々な音が聞こえます。
そしてその土塁の上には桜の古木がずらりと並んで、ソメイヨシノが咲き始めました。

 この畑には記事がたくさん住んでいて、今頃は繁殖期も重なっているのか
テリトリーを守ろうとしているのかブルブルブルという羽音で威嚇する音、
ケーンケーンという雄の鳴き声、雌の声なのか錆びたグーグーという鳴き声も聞こえています。

 丈の伸びたアサツキの根元から雌と子供らしき姿ものぞいていました。        (写真をクリックすると大きく見えますよ)

 温かな天候なのですが、風が強くて花粉症気味の私は鼻水とくしゃみが続きました。

 

 スタッフのNさんが畑の畝を耕運機で起こしてくれていたので、この日はマルチシートをかぶせる作業を二人で行いました。

 種芋の「キタアカリ」「名クイーン」「男爵」の3種類の種芋を準備しています。

 この畑は評議員のSさんからの借り物で、今までは農耕班で使っていました。しかし就労系の撤退で、私がそのまま借りることにしました。
農業というのは生活の中の一部としてとらえているか、好き、やる気があるかで中身が決まってくると思います。
 私は机の仕事よりも、こちらの方が向いているのかもしれません。

 たった2~3時間でも本当に、こころも体も晴れ晴れしてきます。

 雪の重みで壊れた水道を、水道屋さんに依頼して修理してもらいました。農業用の水で、特にメーターがついているわけではありません。
ホースもつく蛇口をつけてもらって、これから水やりや農機具を洗うことも可能です。

 前にこの畑を耕していたら縄文の土器も出てきて、ここにはそういう歴史もあることを知りました。

 

 ・春風はいのちのスイッチ押し回り

 

健康班活動

2017年04月28日 07時07分49秒 | 徒然なるままに(日記)
4月28日(金)

 昨夜は町会の「健康班」活動の日で、若きK医師による健康講座がOさんの家を会場に開かれた。
昨日のテーマは「骨密度」測定と、結果の評価、「骨粗鬆症」等の予防について

 私とOさん(男性)は、骨密度測定では、25歳レベルの骨密度だった。
骨密度だけでは本当の骨の健康はわからないらしい。運動とバランスよい食事。
そしてビタミンD(太陽に当たる時間を20分以上でビタミンDは体内に取り込めるらしい。

 来月は原発事故で問題となる放射線禍の「小児がん」がよく問題になるが、
「甲状腺の機能と甲状腺がん」「ヨード」などについて話してくださるという。


雨降って地固まる

2017年04月27日 07時06分43秒 | 徒然なるままに(日記)
4月27日(木)晴れ

 昨日はこの春から法人事業部の農業班が改廃され、地主に返却するはずの原ケ平の畑に雨の中出かけた。
畑の組合で運営する水道管が割れていて、農作業用の道具を洗ったり、水まきができないと困ることになるので、
水道屋さんに依頼した。農業活動には欠かせない水なのだ。

 明日からジャガイモの畑のマルチ張りが始まる。来週にはジャガイモの植栽が始まる。
「メイクイーン」「キタアカリ」「ダンシャク」の3種類。
カミさんとスタッフのNさんが協力して、給食の食材づくりをすることにした。

 持ち主のSさんは農業はやらないのだが、高齢で寝たきりとなった母親の代わりに私にやってほしいと依頼された畑なのだ。
この畑はおばあさんが野菜を、お父さんが果物を栽培していたらしい。

 ブドウ、栗、梨などが植えられていた。その古い果実の木は、Sさんが枝切り職人に依頼して切り倒した。
昨日私とスタッフNさんが畑で作業していると、隣の畑の方が来て自分の敷地の植えたばかりのクリの木3本切られてしまったと嘆く。
私は持ち主ではないが、今あるクリの木の実を好きなだけ持って行ってくれと伝えた。

 かくいう私の畑の大事に思っていたクリの木や、タラの木までもが伐採されてしまって、少しがっかりしている。


 さて、夜は獅子踊保存会の活動日で、会場を開けて部屋を暖めるのは私の役目である。
午後7時30分ごろから会員が集まり始めた。
 今夜は5月の連休(3日)に弘前城公園で行われる「弘前ぴーひゃら」の出演のための練習である。
 演目は「三本山の踊り」である。

 

 私は補助者として女獅子の練習を行って、あとは写真を撮った。



 毎週の例会をやるのは当たり前のようでもあるが、実は人間関係が良好でないとそうもいかないのだと思う。

 若き後継者はなかなか来ないが、それでも最近は囃子の方に人が集まっている。

 5月3日は獅子の会の観桜会も予定されている。弘前城公園の桜も満開で佳境を迎えている。

 北海道から友人たちがやって来るのも、もうすぐだ。

 ソメイヨシノは間に合わないかもしれない。
 
 グループホームの整備計画がなかなか進まない。
 

アンニョン ヒカセヨ

2017年04月25日 04時42分24秒 | 徒然なるままに(日記)
4月23日(日)

 楽しみはいつも、あっという間に過ぎ去っていくものだ。
韓国ソウル市「ボンドン保護作業所」一行27名とは、18日から22日まで
旅を共にさせていただいた。

 18日の青森空港19:45着の羽田からの飛行機が、強風で遅れて到着した。
かなり揺れたらしく、参加者の一人が悪酔いしたらしい。

 結局1時間近く出発が遅れた分、宿に入るのもすべて遅れて自宅へ着いたのは
午後11時近くだった。

 

 弘前滞在期間中は、気温も低く、さらに雨も降り続いて本当に申し訳ない気分だった。

 

 言葉がうまく伝わらないこともあって、受け入れのための宿泊施設も、十分なものではなかった。


 それでも青森県弘前市でなければ味わえない自然を満喫してもらったり、人情の厚さや弘前の文化の濃厚さもまた一興ではなかったろうか。
 

 法人の事業所見学と弘前城散策、なかでも韓国の若者たちにねぷた村での太鼓叩きも結構な刺激になったことだろうと思う。 

 正味一日の弘前でのメインイベントは「歓迎交流会」でした。

 

 「ボンドン作業所」一行27名のほかに、鳥井野獅子踊保存会からは15名、法人からは8名が参加して大人数となった。

 夜まであいにくの雨で、BBQ棟は本当に助かった。

 私の所属する町会の獅子踊りは分けても雰囲気を盛り上げるのには最高の演出だったように思う。

 


  

 翌朝は朝食時間は7時で、8時には出発しないと青森空港の手続きもあって間に合わない計算だった。

 

 弘前のイメージはどうだったのだろうか?いずれにしても代表の宋先生の思いは、次代を担うスタッフへの韓日友好の交流の根を引き継ぎたいという思いだったらしい。
 私はその思いに呼応して、来年からの韓日の交流事業を継続する旨をつtらえていた。