循環無端~cycle endless~

土を耕し野菜を栽培する。栽培した野菜を発酵作用等で加工し、食す生活を夢見ています。

創作・短歌

2017年08月27日 08時54分49秒 | ETUDE
8/27

・ わが友の逝きて三年経つ夏に線香たむけん孫生まれしとや

・ 夏草を機械で刈りぬ音立てて虫たちの居所侵略せる我

・ 起きて先ず食器を拭きて片付ける妻の起床の前になすこと

・ 山一つ隔てた海の秋サバを持ち来し人にブルーベリー摘みおり

・ 山鳩は今日も我が家の木に停まり東京薬科大学と鳴けり

・ アサガオの蔓は天空目指し居り絡まる当てのなき果てになお

故郷は遠きにありて

2017年08月21日 15時35分00秒 | 徒然なるままに(日記)
8月21日(月)最高予報気温29℃ 曇り

 今日は夏休みをもらい、すべての農作業他オフにしたつもり。でも、結局
役場に足を向け、印鑑証明、(カード再発行手続き)、銀行への資料を職場に持参していた。

 朝方は涼しいが、日中はお日様も出て暑くなった。

 カミさんの好きなスイカを探しに、森田村(現つがる市)道の駅まで向かう。
スイカ、メロン、リンゴ、そしてとうもろこし(キミ)も盛んに出回るようになっている。
カミさんはスイカを値踏みして、ようやく800円のスイカで落ち着いた様子。


 さて、この二年はふるさと新潟への帰郷は先送りしている。
理由の一つは次女の入退院騒ぎで、いつまた…という懸念があるからでもある。
 そしてもう一つは、兄のものぐさからの居場所の少なさもあるのかもしれない。
妹夫婦は今月末に行くというが、今のところは見通しもついていない。
 強いてもう一つ言えば、義母の高齢化か・・・。物忘れが多くなってきて、
外出する際の玄関のカギはかけても、その他の部屋は空きっぱなしが多いのだ。

 火の始末も怖いところだ。火をつけてから他の用事をするものだから
、やかんのお湯がなくなってしまう危険性や、神信仰があるためにローソクに火をつける。
これも火の不始末の危険は大である。そういうことを考えれば、目ばなしができない状態が近くなってきて
外泊なども少し考えるようになってきている。

 新潟の実母も高齢であり、これから会いたくても会いにくい状況が続くことになるだろう。

創作・短歌 夏の別れ

2017年08月21日 10時10分15秒 | ETUDE
・急く我の気性を今は疎ましく日々の仕事は物忘れかな

・食料を買う前に腹満たせよと母の教えは見事なるかな

・色づきしリンゴ運べる運搬車赤信号にて香り追いつく

・休業日妻の求めにつきあいし安きスイカを探すドライブ

・魚屋の林立せる店目の保養あれも食いたしこれも食いたし

・市場には人間模様のあふれけり日々の暮らしと夕餉の食卓

・ちちろ啼き夕やみ深き星月夜暮れ行く一日ふと振り返る

・ドライブの妻の一言ナナカマド実の数多きは大雪なるや

・熱闘の歓声こだます甲子園熱き血潮の土ポケットに

・ちちろ鳴き精霊今宵見送りぬ

・ちちろ鳴き精霊灯に見送られ

覚悟

2017年08月16日 07時16分29秒 | 徒然なるままに(日記)
8月16日(水)晴れのち曇り予報最高気温27℃

 8月に入ってからというのか、ねぷたまつりを終えてから、まさに秋を予感する涼しさが続く。

 12日から今朝まで娘たちはあうんをお休みして、自宅でのんびり過ごしました。
次女は後半お腹の張りが強くなって、一度おう吐していました。また小腸の動きが悪くなりつつあるような気がしています。
 主治医の病院が10月新しい場所でオープンするのですが、その日が来るまで何だか娘の状態が悪くならなければよいのになあと、
いつもヒヤヒヤしています。

 今朝もお腹が膨満気味で腸の動きが弱いようで、カミさんが浣腸をかけていました。
というのも今日からまたグループホームに戻るからです。

 朝の薬は飲んでくれましたが、今日は様子見で昼食後の登園になります。

 ということで、8月もいよいよ後半ですね。

 「覚悟」というテーマを掲げてみましたが、私の覚悟は何としてもあと5年間は病気になれない、死ねないことです。

人生最後の賭けとして、またやらなければならない懸案があります。
それは重度障碍者のグループホームを、もう一つ整備しておきたいのです。私の娘たちはすでに最初のGHに入居できました。
しかしこれから重度障害を持つ方々の親たちが高齢化傾向があり、GH整備を希望しているのです。

 1.あらゆる障碍者は地域生活をする権利を持つ 2.山中にあるような人里離れた大型入所施設は作らない。3.普通の暮らしの保障

 これが最初の目標でした。今銀行とやり取りしながら、2020年開設を目指したGH整備をするためのベースを近隣に確保するための動きが終盤になっています。

 銀行から新たに私は借金をすることになっていますが、それを払い終える4年間は少なくとも何があっても寝てはいられません。私の最期の事業になると思います。
それが私の人生だから・・・。それが私の責任だから・・・。私がしっかりしていなければ、実現しないのだから・・・。