博多区美野島。いわずと知れた昭和レトロな町。レトロを求めて散策を行うも、美野島商店街にはシャッターもちらほら。しかし、歩いていても不思議と寂しい感じはなく、気づけばたくさんの写真を撮っていました。ここには古い町並みと新しい街並みが同居する景色がありました。
現代はどんどん新しいものが生まれていて、変化が目まぐるしい。平成が終わり気づけば令和も6年生。そんな時代だからこそ、ひと際輝きを放つ言葉、温故知新(おんこちしん)。
意味は、以前学んだことや昔の事柄を研究し吟味して、そこから新しい知識や見解を得ること。古きを温ねて新しきを知る。などがあります。
過去を大切にしつつ新しい知識を取り入れること、まさに美野島のまちを形容する言葉だと思います。
美野島の地図。POPな地図の中には飲食店の名前がずらり。
徒歩3分で「やきとり みのしま」下町の雰囲気ただよってます。隣は新築マンション建設中。下町情緒と新築マンションのコラボも楽しみです。
レンガ、植栽の丸み、味わい深い家屋の先には、下町風情に溶け込むようにセブン。セブンの裏は神社があったり。街のすべてを写真に収めたくなります。同じ景色がないからかもしれません。
築浅マンションの植栽にはシャリンバイ(車輪梅)。
花が梅に似ていて、枝や枝のつき方が車輪のようなシャリンバイ。春に白い花を咲かせ、秋に黒い実をつけます。乾燥や大気汚染、刈込みなどに強いため、街路樹、庭木などに植えられる。実はブルーベリーのように美味しそうですが、可食部が少なく、渋い為食用には向かないが、染物の原料として大島紬に使われてきたそうです。花は5月頃に白い花が咲き、花言葉も「そよ風の心地よさ」「純真」で3月7日の誕生花でもあるようです。
珍しい植物と古い町並みに癒されるのは、新旧が新しい街を作っている美野島だからこそ。また春にも訪れどんな花が咲くのか見てみたいです。
美野島にある築年数52年!の上野ビルの周辺のご紹介でした。
一度足を運んでみてくださいね。
物件名 : 上野ビル