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ハワイに親子留学!!

人生を変えたアリゾナ記念館

私の人生を変えたアリゾナ記念館。


まだ20代の頃に来た時は
戦争への道と書いた入り口を見て
あまり乗り気がしなかった。


中に入ると一番最初の展示で日系人を見つけて
アメリカに渡った私の祖父の弟の様に
苦労したんだろうな、
と漠然と思いました。

そして入ってすぐに
日本の戦艦アカギがあり
ビックリしました。


カメラのフレームに収まりきれない
大きな戦艦アカギ


説明文にはアカギの詳細が書かれていて

アカギのエンジニアまで紹介。


日本とアメリカの戦力が記載されていて
当時の日本の戦力に驚いたのを覚えています。

『なぜ負けたんだろう?』
長男が20代の時に私が疑問に思った事と
同じ事を口にしました。

圧倒的な物資を誇るアメリカに
どんどん追い詰められて
負けたはずの日本、と習っていて
その通りにどんどん占領地を無くし
追い詰められて負けた日本。

アリゾナ記念館は
学校で習った内容と違いすぎて
アメリカから見た日本と
日本が教えている歴史教育が
あまりにもかけ離れているので
私は衝撃を受けました。



もし日本とアメリカが和平交渉の合意に成功したら、私達は日本に帰る事ができる。
しかし私はその事について知らなかった。
神に祈る事しかできなかった。

真珠湾奇襲時に
空母飛龍の雷撃隊を指揮したパイロット
松村平太大尉の言葉もありました。

残酷な写真があり
酷い事をされたからやり返したんだ!
リメンバーパールハーバー!
そういう展示なんだろうなと思っていた
暗ーい気持ちは吹っ飛んだ。


出口付近には美しい着物の女性や
当時の天皇陛下のパネルがあり
あー、日本ってこういう国だったんだなと
そう思わせるような展示のあり方で
当時の日本が守りたかったものが
アメリカ側からの視点で見れた事を
をとても意義のある事だと感じた私。

日本にある戦争の展示とは全く違う
日本にリスペクトすら感じる
アメリカの展示のあり方に
初めて日本の戦争教育に疑問を持ちました。

憎しみを抱く様な
そんな展示が多い日本のやり方では
分かり合える日が来ないんじゃないか、
前に進まないんじゃないか、
そんな風に強く思いました。

ハワイ勤務が決まった時、
子供達に絶対に見せよう!
と決めたアリゾナ記念館に
やっと連れて来れた!

もう少し英語が理解できるようになったら
また連れて来たいと思っています。

感じ方は人それぞれですが
世界中の色んな戦も
大人の刷り込みがなければ
ほとんどがなくなるんじゃないかなと
そう思わせるような展示のアリゾナ記念館。

歴史や宗教、
複雑な環境が絡むのは分かっていますが
お互いを尊重し合うような教育があれば
憎しみ合う事は大幅に減る
平和教育ってそういう事じゃないのかなと
考える原点になった場所です。

ハワイから沖縄に帰って
子供達が沖縄の戦争展示を見た時に
恐怖や憎悪ではなく
お互いに寄り添う気持ちを持てる様な
そんな機会になればいいな。

一方的な戦争教育に染まらないように
日本を外から見て
たくさんの知識を身につけて欲しいと思っています。















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