「天下布珠」（てんかふしゅ）・・・計算力世界一を目指そう!

「天下布珠」（てんかふしゅ）
　＝珠算（そろばん）の良さを子供たち全員に広め、計算力世界一を目指そう!

「天下布筆」（てんかふひつ）
　＝毛筆を使っての習字の楽しさを子供たち全員に広め、筆力世界一を目指そう!

　ACE Kids Academyが目指す珠算・習字・英会話・速読講座での子供たちの早期知的能力開発は、それぞれ、計算力・筆力・国際的コミュニケーション能力・文章理解力の大幅な向上にあります。

　とりわけ、そろばん稽古を通じての計算力の著しい向上による効率性・合理性をより尊重し実現する生活態度・行動は、生産現場や音楽芸術の舞台を含めて、あらゆる生活の隅々において、時間や資源・エネルギーなどの消費の無駄をなくし、生産性や創造力を高める絶大な効果を導きます。

　そろばん練習は、（目で追うだけの筆算での計算練習とは全く異なり）、数を目で見たり、耳で聞いたりしつつ、指を素早く動かして珠を操る感覚器官と運動器官との総合的作業になります。

　増してや、暗算練習ともなると、集中力と忍耐力をもって、それらの光景を一瞬のうちに頭に浮かべながら、次々と現れる数の計算を素早く処理していく、純粋に高度な精神活動となります。

　この様な全身の感覚器官・運動器官、そして精神機能を駆使するそろばん技能の練習は、増々子供たちの精神を研ぎ澄まし、心身の活動をその極みに達するまで刺激し活発化させるもので、これに優る学習行動は他に見当たらないでしょう。

　私は、学習塾を始めて早や44年間にもなりますが、主に算数や数学の教師として、その間に感じ考えていたことは、高い計算力こそが理数計科目の根幹であり、取り分け感覚器官や運動器官・頭脳の精神的活動などの総合的操作によるそろばん練習による効果は、目だけを使う筆算式計算練習法による欠点（図形問題に弱い、文章問題に弱いなど）がなく、子どもたち全員に薦めたい学習法だということでした。

　しかし、そろばん業界は、そろばんで高位の級や段位を取った人にさえも、新たに珠算教室を開設することに対して猛反対をしていましたから、私ども他業種の参入を認めるはずもありませんでした。

　しかし、そろばん業界が、既存の業者だけが珠算塾を運営する特権を維持し、新参者を排除するそういった古い体質のままで、同業者同士が競争の中で切磋琢磨しつつ、業界全体を成長させてゆく活力や能力を失っている間に、計算機などの普及や公文式の普及などが原因で珠算人口が大きく減少してしまいました。

　しかし、漸く早期知能開発の有効な手段の一つとして世間の注目を受けつつある今こそ、珠算の効用を真摯に見つめ、その良さを全国津々浦々の子どもたち全員に普及させ、我が国の子どもたちの計算力世界一を目指し実現させることは、物づくりの伝統を維持し発展させて、平和日本の将来の生きる道を確保してゆくこととなり、これに勝る子弟教育はないと考えています。

　そういった事情で、古いそろばん業界の陰に陽になっての当塾への開設反対行動を拒否し、当塾は、大きな志と夢、そして自信と信念を持って珠算塾を開設いたします。

　珠算部・習字部合同職員スタッフ研修会の2月9日や15日には、外部からの有力応援者が続々と当塾に来られて、ACE Kids Academyスタッフの門出を祝福しかつ激励していただけることになっています。

　どうか皆様のご声援とご理解をよろしくお願いします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成27年2月2日 月曜日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岡村寛三郎（岡村ゼミナール（株）　会長）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ACE Kids Academy