



毎年12月には柚子の実を収穫、今年もよく実った。
2022年NHK大河ドラマ三谷幸喜脚本の「鎌倉殿の13人」のキャストが出そろったようだ。
NHKのサイトで5日間連続の出演者発表が、内閣の組閣人事発表のような形式だったのが面白かった。
平清盛、西郷どん、麒麟がくる 数年に一度、強烈に没入できる大河ドラマが出てきていたので、今回もとても楽しみにしている。
平安、明治、戦国それぞれ時代のターニングポイントで重要な役割を担った主人公は強烈な個性を有していながら、盛者必衰とでもいうべきか。
いずれも憤死。
時代を一新しつつ、哀しいことに打倒したはずの前時代の呪縛から逃れることができず内面もがき苦しみ、遂に新たな時代を見届けることなく世を去っていった漢たち。
終盤になるにつれ、大河ドラマのキャストにその念がこもっているかのような迫力があった。(「麒麟がくる」はこれからだけど)
鎌倉殿の13人の主人公、北条義時は頼朝亡き後、権力を手中に収めていく過程はお世辞にも偉人とは程遠い人物像、調べれば調べるほど、血生臭い。
歴史者も業績とは裏腹にこの人物を歴史の表舞台から消し去ろうとしていたことは明白。
どう見積もっても正当化できるのは「鎌倉殿(=将軍、義時の場合鎌倉殿は佐殿ただ一人)への忠誠」のみ、「幕府存続への固執」は賛否両論。
承久の変で朝廷と対峙し武家勢力の基盤確立なんていうのは理念ではなく結果でしかない。
小栗旬がこの完璧なヒール役をどのように演じるのか、三谷幸喜が演じさせるのかとても楽しみ。
明智十兵衛にせよ、北条義時にせよNHKもいい感じに攻めてる。
20世紀大好きだったあのテレビ局に見習ってほしいものだ。
JR東の大人の旅行倶楽部、わたせ作品が続いている。(かと思ったら2020年のみだった)
さっき入浴中にネットで見てたら、