ミントティーをのみながら

午後のひとときお茶を飲みながらの独り言です

司馬遼太郎の事2

2005-07-07 | MY ノート
たくさんの時代小説を生み出した、作家の司馬遼太郎は
なぜ、時代小説を書いたかというと、次のような文があった
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自分以外の人間をかくなら、いっそ、平凡な人間はかきたくないとおも
っている。平凡は自分ひとりで、あきあきしている。

どうしても、きわだつ所のある人間を書きたい。

英雄であってもよく、ココロのまるっきりないような飛び加藤(忍者…
小説の主人公)のような人間であってもよく、人いちばい好色な人間で
あってもよく、人いちばい、ウソツキの人間であってもよい。

そういう人間は、現代にもたくさんいるのだが、やはりその変な部分を
誇張するには歴史の舞台を必要とする。
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フィクションしやすいということなのだろう
不明な部分を筆で広げて、延ばして書いていく
まるで、金箔のような比類なき薄さまでに書き上げる
そういう世界が好きです

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2 コメント

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いい表現 (アンちゃんのお父さん)
2005-07-10 08:54:21
しますね。

>金箔のような比類なき薄さまでに書き上げる・・・

まったくその通りだと思います。

若い頃から、司馬遼太郎の世界が好きで読みふけったものですが

その人間の頭の中まで見えてくるような錯覚さえ覚えたこともあります。

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Unknown (モモンガ)
2005-07-10 10:43:02
アンちゃんのお父さん、司馬遼太郎のファンですか。

歴史小説の好きな人はあまりいないようなので、この「司馬遼太郎研究」にコメントしてくれる人がすくないです。

今真剣に読んでおりますので、このまま続けます。

今後とも、よろしくお願いいたします。
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