あげちうのブロマガ

理想と未来と悪貨の山

「大衆は神である」その時。

敵もまた、”大衆”ではある。


原理的、と言うか。ともかく今の「敵」として、誰か個人を標的に出来なくなった現実はある、気はする。「あいつが悪い!」と言うのを言えない訳だが、しかし、問題は問題のまま、実はまだ残る。

自分がこの小説を書いて。
「コインは武器に成り得るか」
別の人が、意味としては「御礼」だ、そんな絵を描く。

同じく別の人が、「評価」的にか、こういう動画を創る。

自分の作品は、或いはこの時、”一億円で取引された”訳だ。
向こうから返礼として、”一億円相当の物が投入された”訳で。


写真はイメージです、実物とは大分異なる場合が有ります。


この時、両者的にはWinwinに見えつつ、ふとそこにもう一枚、ある。

ちょっと違う。
あくまでも表現に不足が有る部分を、色々と補おうとした様な跡でしかない。
RX-78-2のMS少女化、みたいなノリ。
…しかし、大多数は残酷な位に”こっち”だ。

かくして8割以上の「ちょっと違う」人々の疑念は、”良貨”を凌駕し、やがて埋没させてしまう訳だが。
その土台に、「大衆」その反応が有る。

何であなた方だけ儲かるんです?

解り切った反応の結果、それを鎮める方法それは、「売れません」それしかない。

多分、だ。”この”良貨が無いと、この場に人は来ない。
しかし、この結果、悪貨が集まってしまい、良貨も換金出来なくなる。
人こそ集まっても、換金性の無い、むしろ損害を増やすと言う場が出てしまう訳だ。
とは言え、原始の輝きそれは、忘れがたい。作者にしろ、観客にしろ、だ。
”あれ”を再現しよう、とする意識はしかし、原作側の評価によって悪貨となる。

否定と、反発と、悲痛と、そして何かの断絶が始まる。

じわじわと、何かの停滞する意識によって、それは衰退していく訳だが。


これを回避する手段として、今は「独裁創作は売れない」「売れないと意味が無い」「仕事と言う形式が必要」それが有る。
つまり、”最後の創作”それが目指した夢に対して「諦めろ」それを言う訳だ。

結局そうして、深海棲艦と化していく人々を、艦娘らが倒す、と言う構図はまだ残る。

場を維持する為に、十分な技術を持った人々が「プロ化」して外貨を稼ごう、しかし。
それは「元の場所」その否定と衰退さえ加速させる。結局は好きでも悪貨しかないからだ、それは解っていて、なら、プロ創作が集まる場所に駆逐されるだけだ。

-そんな気がする-

「プロ化を優先する市場」それと”この”場は共存出来ない、と言う物言いに関して、否定する材料はそんなに、ない。今まで、スマートフォンである。全て一つで行う!他者などいらない!的なそれは、或いはこの場から始まっているのかもしれない訳で。右か左か、プロか同人か。後者の方が圧倒的に数が多い、悪貨の群れだ。多数決は正義?

「カウンタ制御」それはまだ、打開する道を模索しては、居る。

ニコニコ動画、或いは「コミケ」で稼ぐ事は出来る。ただ、その時は、その稼いだ分は使う必要がある、結局は換金的にはマイナスに成る前提で無ければ、何かの「価値」を得る事は出来ない。自身の作品に対して「価値」を得る事は可能でも、ここでの換金は現状では不可能だが。

淀む。
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