ここ2日間続いた暖気で各地で雪融けが進んだようです⛄☔
そこで、12月11日23時現在の積雪ランキングと12月7日からの積雪差を調べてみました。
(データは気象庁ホームページより)
1位 北海道幌加内町 朱鞠内 65cm(標高:255m、N44.2°、7日からの積雪差 -34cm)
2位 山形県大蔵村 肘折 56cm(標高:330m、N38.4°、7日からの積雪差 -43cm)
3位 青森県青森市 酸ケ湯 50cm(標高:890m、N40.4°、7日からの積雪差 -28cm)
4位 北海道幌加内町 幌加内 46cm(標高:159m、N44.1°、7日からの積雪差 -37cm)
5位 北海道音威子府村 音威子府 35cm(標高: 40m、N44,4°、7日からの積雪差 -24cm)
(参考)
9位 秋田県湯沢市 湯沢 24cm(標高: 74m、N39.1°、7日からの積雪差 -35cm)
参考に標高と緯度も調べてみたところ、当然と言えば当然のような気もしますが、北に行くほど、そして、標高が高いほど、積雪差の減が小さい傾向が見て取れます。
一般的に、気温は、標高が100m上がるごとに約0.6℃、緯度が1度上がるごとに約0.9℃下がると言われており、標高が低い割に音威子府の積雪差の減が小さいのは、緯度が高いこと(気温が低いこと)が影響していそうです。(ただし、緯度が近い朱鞠内や幌加内に対しては、期間中、気温面で優位性があるとは言えなかった。)
一方で、幌加内と湯沢を比べてみると、湯沢の方が標高も緯度も低いのに積雪差の減が小さくなっています。
融雪量に関する研究論文を調べてみたところ、融雪量は、気温のほかにも日射や降雨、雪質など様々な要因が影響するようですので、気温の違いが要因とは一概には言えないようです。
やっぱり、気象現象は奥が深いですね(^_^;)
↑12月12日9時の予想天気図(気象庁ホームページより)
一時的に冬型の気圧配置となり、気温も下がるようです。