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除雪道具あれこれ👷

2019-12-16 23:12:23 | 日記

気象庁の2週間気温予報を見ると、次に強い寒気が入って来るのは、どうやら年末になりそうです。

▼気象庁2週間気温予報

 http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/twoweek/

普段、雪かきをしない地域に住んでいても、年末年始は実家で雪かきという方もいるかもしれません(^_^;)

雪かきをするとなると除雪道具が必要になってきますが、地域によって、又は、雪質や降り方によって必要となってくる道具が変わってきます。

以下、私の個人的な経験から、地域ごとによく使われている除雪道具をまとめてみました⛄

 

<北海道日本海側の場合>

 主に、冬型の気圧配置によって降ることが多いため、気温が低く、雪質もサラサラしています。

 そのため、「ジョンバ」と呼んでいる人もいる、大きめのプラスチック製スコップがよく使われています。

 また、降雪量が多い地域では、「ママさんダンプ」「スノーダンプ」と呼ばれるソリのような道具を使って融雪溝や庭の奥の方へ雪を押し運びます。

 ちなみに、少量の雪の場合は、ホウキで掃くだけで十分だったりします。

 

<北海道太平洋側の場合>

 太平洋側の中でも特に十勝・釧路・根室地方では、発達した低気圧の通過に伴って大雪となることが多いです。

 この時に降る雪は、気温が高めのため、水分量が多く、湿った重たい雪となります。

 このような場合には、前述した「ジョンバ」で無理をすると、雪の重みにより折れたり破損したりしてしまいます。

 そのため、壊れにくい上部なスコップやスノーダンプで除雪した方が無難です。

 また、雪が重いため、まとめて一気に持ち上げようとすると腰を痛めますので、自分の力と相談しながら無理せず除雪することが大事です。

 

<東北地方の場合>

 北部日本海側では、だいたい北海道日本海側と同じような感じです。

 ただ、北海道に比べると、気温が高いため、雪質はやや重めです。「ジョンバ」と自分の腰が壊れない程度の雪の量を見極めて、雪かきするのが良いと思います。

 また、山間部や豪雪地帯では、手押し式の除雪機を使用している方も多く見られます。除雪機はあると便利ですが、使用する際は、機械に巻き込まれないように、十分に注意が必要です。 

 そして、南部日本海側や太平洋側では、北海道太平洋側と同じく、水分量が多い湿った雪が降りやすいので、壊れにくい丈夫なスコップやスノーダンプを利用するのが無難だと思います。

 また、南部日本海側の豪雪地帯でも、除雪機を使用している方が多く見られます。

 

 なお、除雪道具は地域のホームセンターなどで各種取り揃えてありますが、急に大雪が降ったりすると売り切れてしまう場合もありますので、早めに準備しておくと安心です(^^)

 ちなみに、私は自分の車にも、冬期間はスコップを常備しています🚙

 「備えあれば憂いなし」といったところでしょうか