今日は強い降雪は一段落したものの、北日本では等圧線の間隔が狭かったこともあり、比較的風が強い一日となりました
(見出し画像は、気象庁ホームページより)
気象庁の日最大瞬間風速の分布図を見ると、今日は海から北よりの風が直接吹き込む日本海側やオホーツク海側だけではなく、北海道や東北の太平洋側でも瞬間的に20m/sを超える強い風が吹いた所がありました。
▼日最大瞬間風速の分布図(気象庁ホームページより)
これは、いわゆる「おろし風」と呼ばれるもので、山を越えた冷たい空気が風下側に吹き下りることにより強風となるものです。有名なものとしては、兵庫県の「六甲おろし」や北海道の「羅臼おろし」があります。ちなみに今日は羅臼でも22.9m/sの日最大瞬間風速が観測されています。
「おろし風」は、今日みたいに晴れた日に吹くことも多いので、太平洋側では晴れている割に肌寒く感じたりもします。
明日は、日本海から低気圧が近づく影響で、西の方から天気が崩れそうです