冬型の気圧配置が続いた昨日から今日にかけては、北海道や東北、新潟、長野などで大雪となった所がありました
令和2年1月5日21時までの24時間降雪量は、北海道羅臼(らうす)町で35cm、新潟県津南町で32cm、長野県野沢温泉村で28cmなど、今回は新潟県や長野県の山沿いでも降雪量が多くなりました。
ちなみに、北海道の羅臼町は、世界遺産として有名な知床(しれとこ)のある知床半島の太平洋側に位置する漁業が盛んな町です。(見出し画像(気象庁ホームページより)参照)
今回は上空の寒気が強かったことと、北西の風により日本海からオホーツク海を経て知床半島にぶつかるような走向で筋状の雲が発生したため、普段冬型の気圧配置で大雪になることが少ない羅臼でも大雪になったのではないかと思います。
▼気象庁の本日正午現在の気象衛星画像を見ると知床半島に向かって伸びる筋状の雲が確認できます。
明日は冬型の気圧配置が徐々に緩んでくるため、日本海側でも晴れ間がのぞく所がありそうです