日付が変わって昨日、北陸と東北南部で梅雨明けが発表され、長かった今年の梅雨も東北北部の梅雨明けを待つのみとなりました
今年の梅雨、特に7月は雨が多かったという印象を持つ方が多いかと思います。
実際、見出し画像の7月5日~8月1日の降水量を見てみると、ほとんどの地域で平年より多くなっているのが分かります。(図は全て気象庁ホームページより)
しかし、そんな中、北海道では、平年より少ない地域が大勢を占めています。
さすが梅雨がない北海道といったところですが、中でも十勝地方では平年よりかなり少ない状況であることが分かります。
十勝地方の中心都市である帯広市の今年7月の降水量は42mmで、平年の39%しか雨が降っていません。
これは直近10年間では、最も少ない値です。
十勝地方は北海道の中でも特に農業が盛んな地域として知られており、小麦や豆類、甜菜、ながいも、馬鈴薯などの一大生産地となっています。
雨は降りすぎるのも困りますが、あまりに雨が少ないと、それはそれで農作物への影響が懸念されます。
そんな十勝地方ですが、今週はまるで梅雨のように雨の日が多くなりそうです
また、帯広などでは気温が30℃近くまで上がる日もありそうですので、熱中症にも気を付けた方がよさそうです