今朝(3月15日の朝)カーテンを開けたら、久しぶりに雪が数cm積もっていました
ただ、日中になって日が差し込んでくると、あっという間に消えてしまいました
3月の雪は、「なごり雪」なんていう言葉もありますが、積もってもすぐに融けてしまうことが多い気がします
特に北国の感覚だと、2月までと比べて、雪の融けるスピードが随分速い感じがします。
雪が融けるスピードは、ざっくり言うと、気温と日射量による影響が大きいかと思います。
日射量とは、太陽から地表に届く放射エネルギーのことです
そして、青森市のデータを例に見てみると、3月は、2月と比べて平均気温も高くなっていますが、日照時間及び全天日射量が大きく増加しているのが分かります。
(画像は全て気象庁ホームページより)
特に、全天日射量は、3月より平均気温が高い10月~11月よりも3月の方が大きな値になっています。
つまり、3月は、太陽から地表が受け取る放射エネルギーの量が10月~2月と比べて多いので、気温の割に雪が融けるスピードが速いのです。
我々人間も、3月になると急に春らしく感じてくるのは、日差しが増えるとともに、この放射エネルギーの増加を体が感じ取っているからかもしれませんね
3月16日(月)も、低気圧や寒気の影響で雪の降るところがありそうですが、儚い「なごり雪」となりそうです