頭で考えると遅れー内感覚で ◇2016年演武大会
"頭で考える"
よくよく考えることは大切だと思います。
しかし、合気道でも
相手がいったんある間合いに入り
動き出したら、その瞬間の前後から"頭"'(思考)を手放して
動ける練習があり
ある段階よりは、そこを目指し練習していきます。
練習というより目指す、ゴールだと思います。
そんなイメージの動画です。
☆動画を見直してみれば
これって"一教(腕抑え)"に持って行った方がよかったかなぁ
と妄想し、そのようにも思ったりしますが
やっている際の私の頭には決まり手(技)はありません。
結果としての技、
それはたいして重要ではありません。
何故なら、
技が出て成功した瞬間にもう目的は達成しているから
終わってしまっているからです。
ヒトは、何にしろ
高度に処理しなければいけない運動においては
流れの中で「考える」「意識」する
ということは無理です。
不可能じゃないけれど
すくなくとも武術のゴールではありません。
自由に動くためには、"感じない"と
感じて動かないと、頭で考えて動いたことになります。(沖縄空手のようなことを言うようですが)
私はそう思います。
確信的にそう思います。
その感覚が切れた時には、へんな動きになっちゃっています。
そういう事が多いのです。