親を思う
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かあさんの歌 窪田 聡 作
かあさんが 夜なべをして 手袋 編んでくれた
木枯らし吹いちゃ 冷たかろうてせっせと編んだだよ
ふるさとの便りは届く囲炉裏の匂いがした
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かあさんは 麻糸つむぐ一日つむぐ
お父は土間で わら打ち仕事 お前も頑張れよ
ふるさとの 冬は寂しいせめて ラジオ聞かせたい
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かあさんの あかぎれ痛い生味噌を擦りこむ
根雪も溶けりゃ もうすぐ春だで畑が待ってるよ
小川の せせらぎが聞こえる 懐かしさが沁み通る
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かあさんが 夜なべをして 手袋 編んでくれた
木枯らし吹いちゃ 冷たかろうてせっせと編んだだよ
ふるさとの便りは届く囲炉裏の匂いがした
かあさんは 麻糸つむぐ一日つむぐ
お父は土間で わら打ち仕事 お前も頑張れよ
ふるさとの 冬は寂しいせめて ラジオ聞かせたい
かあさんの あかぎれ痛い生味噌を擦りこむ
根雪も溶けりゃ もうすぐ春だで畑が待ってるよ
小川の せせらぎが聞こえる 懐かしさが沁み通る
たわむれに 石川 啄木
たわむれに 母を 背負いてそのあまり
軽きに 泣きて 三歩 あゆまず
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幾 山 河 若山 牧水
幾 山河 越え去り 行かば 淋しさの
終てなむ 国ぞ 今日も 旅ゆく
△
△
いくつもの 山や川を 越え過ぎて行ったならば
寂しさの尽き果てる国であろうか。そう思いつつ 今日も旅を続ける。
日に干せば 日向くさしと 母のいいし
しとねは うれし やわらかく して
中村憲吉 作
日に干せば 日向くさしと 母のいいし
しとねは うれし やわらかく して
中村憲吉 作
母を奉じて嵐山にあそぶ 頼 山 陽 作
嵐山に 到らざる事 已に 五年
万株の 花木 倍 鮮?
最も忻ぶ 阿母と 枕を 同にし
連夜 香雲 暖かき 処に 眠る
岸壁の母 小沼神鴬 作
海甸 千鳥 啼く
児を恋う 母は 岩頭
還るを 信じて 幾 春秋
白髪 孤愁 長し
母を思う 内山雅城 作
花は咲き 蝶は舞う 川辺の堤
母の背に 戯れ 遊ぶ 鎮守の里 此の恩愛 孝養の 欠くを 詫び
夜毎 夢に浮かぶ 母の 面影
母を思う 内山雅城 作
花は咲き 蝶は舞う 川辺の堤
母の背に 戯れ 遊ぶ 鎮守の里此の恩愛 孝養の 欠くを 詫び
夜毎 夢に浮かぶ 母の 面影十億の 人に 十億の 母あるも
わが母に まさる 母 あらめやも 網谷一才 作
母を憶う 網谷一才 作 情愛 纏綿たり 母性の 真
一生の 労苦に 其の身を 捧ぐ
酬ゆ可し 存命 平常の裡
深厚なる 慈恩は 仏神に 勝る
情愛 纏綿たり 母性の 真
一生の 労苦に 其の身を 捧ぐ
酬ゆ可し 存命 平常の裡
深厚なる 慈恩は 仏神に 勝る