毎日寒い日が続きますね
今日は練習の様子のご報告から少し離れて、
オーストリアのインスブルックについて少し書いてみたいと思います。
担当は団員Sです!
どうぞよろしくお願いいたします
今度の演奏会でも私たちが歌うことになっている
『インスブルックよ さようなら』
姶良市民合唱団とは切っても切れない大切な歌です
年末、インスブルックにわずか数時間ですが
滞在する機会に恵まれました。
「いよいよ、インスブルックに近づいてきた!」
雪をいただいたチロル地方の山々が連なります。
インスブルックは「イン川にかかる橋」という意味ですが
イン川に近づいてきた途端に深い霧・霧・霧~!!
乗っているバスの運転手さんも、アウトバーンでの運転とはうって変わって
ぐっと速度を落として運転していました。
いよいよインスブルックに到着しました。
インスブルックの旧市街のマーケット会場(クリストキントマルクト)です。
道路(Marktgraben)を挟んで反対側から見ても、
このような感じで深~い霧に包まれていました。
これから旧市街に歩いて入ります。
ドイツやオーストリアでは御馴染みの店先の看板です。
看板を見たりお店をのぞいたり、どのお店もとても素敵でした。
前方に見えてきたのは「黄金の小屋根」(de:Goldenes Dachl)です。
皇帝マクシミリアン1世が、広場で行われる祭りなどの催しを見るために作ったもので
チロル公国を継承後、6年目の1496年にこの建物を完成させました。
この屋根には2,657枚の金の瓦が使用され、当時のチロルの富と繁栄の象徴となっていたそうです。
近くで見るとこのような感じです。
近すぎで金の瓦が写りませんでしたが
この建物の3階部分はマクシミリアン博物館になっているそうです。
いつかまた訪れる時はぜひ見学したいです。
当時マクシミリアン1世が金の小屋根から見ていたヘルツォーク・フリードリヒ通りは
今回マーケットが開かれ大勢の人でにぎわっていました。
当地オリジナルのカップで飲むグリューンワイン(温かくしたワイン)を飲む人、
パンにソーセージを挟んだものを食べる人、
焼き栗を食べる人・・・
とても寒いのですが、みんなとても楽しそうでした。
今回、噂には聞いていましたがまさか出会えるとは思わなかった方と
偶然お会いしました。
宙に浮く人です。びっくりです!
『インスブルックよ さようなら その2』に続きます
とても楽しく読ませていただきました。
絵本の中のような街の様子、
雪をかぶった美しい山々、とてもすてきですね。
続きを楽しみにしております