卓球備忘録(本家)

13年のブランクを取り戻しつつ運動不足解消を目指していたが、再びブランク期間に突入して早11年。

誠に勝手ながら

2010-01-18 21:33:56 | 卓球備忘録

個人的に全日本回顧(テレビ中継された分)。

全日本の女子シングルスで優勝した王輝選手、優勝インタビューの受け答えを聞いていて想像していたより日本語が上手だなぁと思った。
ただ少々残念なのが折角優勝してもNTには入らないことや、旦那さん(金恩華氏)が現在コーチをしている香港へ行ってしまう予定だという点。
個人的には過去の何智麗や李雋のように何らかの形で日本卓球界に関わって欲しいと思う。全日本のチャンピオンとしても。
しかしその反面、以前岸川選手がどこかでコメントしたように来日している中国選手に勝てないようでは世界で勝てるわけが無いというのも頷ける。
日本女子卓球界も決して先が明るいわけではないのが微妙なところ。

男子シングルスの決勝は3年前と同じように終始水谷のサーブ・レシーブ主導で試合が進み、見ている方は少し不完全燃焼といった感じ。
吉田選手の場合、準々決勝(対大矢)、準決勝(対松平賢二)で完勝して勝ち進んできただけに”ひょっとしたら?”という期待があっただけに残念だった。
それだけサービスの技術が向上した水谷選手が強いということなんだろうけど。

女子ダブルス決勝は何といっても藤井・若宮組のコンビネーションの良さ。
戦前の優勝予想はハズレてしまったが、それにしても女子の卓球はピッチが早い。
本人たちが優勝インタビューで1年前からダブルスの練習をしていると言ったとおり、ノーシードながらダブルスの実力としてはダントツだったと思う。
平野・樋浦組も個人レベルの高さで勝ち上がってきたが、やはりダブルスの練習量をやりこんだ差がモロに出た感じだった。
どのプレーもレベルが高いのは当たり前なんだけど、個人的には抜かれそうで抜かれない若宮のフォア飛びつきがイイなぁ。
あれは同じサウスポーの我が子にも習得させたいと思ってしまった。

今回の中継で一番不満だったのが女子ダブルスの準々決勝藤井・若宮-福原・石川戦を放送した点。
世間の注目が集まる福原・石川の両選手を同時に映せるチャンスはダブルスしか残っていなかった。
しかし、そのダブルスも結果的に優勝ペアに負けてベスト8。
辛うじて人気の二人が最終日まで残ったことがNHKにとってはせめてもの救いだったんだろう。
・・・いや、ここはどう考えても男子シングルスの水谷-張戦のハイライトを放送すべきだろ!!と強く思ってしまった(自分だけ?)。

このままだとまた来年の放送枠が以前の状態に戻ってしまうような気がしてならない。
世界卓球のようにテレビ東京系&BSジャパンでベスト8あたりから大々的に放送してもらいえないかなぁ。


今回の水谷-張戦が早くもニコ動にアップされていたので観戦。
あらかじめスコアを知っているとはいえ、いやースゴイ試合だった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする