昨日見ていたテレビにて、某委員会番組のテーマがモンスターシリーズ(ペアレント、カスタマー、ペイシェント)だった。
特に自分としても身近な問題「ペアレント」なんかは、内容としてはおおむね「確かにそうだよな」と思えたが解決は難しい。
今の小中学生の親世代は、自分も含めて第2次ベビーブーム前後の人が多い。
同世代の人数が多いと、それぞれの人生の中で自然に色々な競争を経験していることになる。
となると、自分の子供も何とかして競争に勝たせたいということになって、結果モンスターペアレントという状況が発生するのだろう。
自分のように「まあ最後はなるようになるでしょう」と開き直る(諦める)人間ばかりなら良いのだが、自分の子供のこととなれば話は別ということか。
仮にその時の競争に負けたとしても、また再スタートが切れれば大した問題じゃ無いような気もするのだが、命を懸ける覚悟で勝負を挑むときはそんなことも言っていられないのかも知れない。
ああ、何かこんなことだと負けた時の言い訳にしかなっていないな。
各テーマで共通していたと思われるのは、まずは相手の話を聞いて冷静な立場で問題の本質を考えることの重要性。
いつでもそれが出来れば何も苦労しないのだが、今時はそういった気持ちの余裕すら無くなってきているから本当に大変だ。
それにしても最近この番組、ずいぶん丸くなってきたような気がする。
これもアベノミクス効果か。