
脚の調子はなんとか歩けそう、綺麗な青い空を見上げると無性に外出したくなります。
今朝から「どうしようかな。止めた方が無難」と迷う私。
食糧はストックがあるし、などと迷ってる内に時間は過ぎていき、11時になりました。
今、外出すれば真昼の太陽を浴びるのだと知りつつ、出たい虫は収まらず、出てしまった。


お花屋さんには可愛い花束が並んでいるし、外は光輝く美しさに見えるのです。

しかし、我慢できない位強い熱気に、私は日影を選んで歩く女となりました。
スーパーで購入した600mlの清涼飲料水をバス停でがばがば飲んでたら、隣の爺さんがギョロリと軽蔑の眼差しを向けました。
日陰の婆ちゃんは歳を考え、俯いてそれなりに水分を補給しなくてはと自らを戒めたのです。
日陰と日なたの気温差とは一体何度位あるのでしょう。
仮に木陰とビルの舗道に真昼の太陽が当たったとすると、なんと30度の温度差があるのだそうです。
これは地面の照り返しの強さが全く違うからです。
熱を反射せず吸い込んでくれる木陰は本当に有難いものです。
同じ原理で、朝と夕方では地温の高さが違い、夜中の放射冷却があった夜明けが一番気温の低い時間帯だそうです。
因みに一番気温の高い時間帯が午後2時、真昼の日光の熱を吸い込み、もっとも反映するのが2時間後なのですって。
夏は時間帯と天候を選んで賢く外出するのが、年相応の知恵のようですがね。