この頃、調子悪かった脚だが、今日は特にひどかった。
それでもよちよち歩きで台所まで行き、お昼ご飯を作る。
よく考えたら体重増加で負担をかけ過ぎたのかも知れない。
いやいや、それほどでも無いとお昼を完食。
これは多分冷房かけっぱなしで脚が冷えたのだと判断して、取敢えず設定温度を28度にした。
暑いのですが、歩くために我慢。
こんな状態で炎天下外出して転んだら、そのままあの世行きだわ、と本日も郵便物の確認以外は家の中。
欲求不満が溜まるまま、古い雑誌を片隅から漁ります。
これは今も続く雑誌、クロワッサンの1990年8月25日号。
日常生活全般の「はてな」について実に丁寧に説明してある。
例えば「冷蔵庫が壊れてしまってどうしよう」とか、「いつ冷凍したか分からない食品はたべられるか」だとか、「ズボンの泥はねはどうやって落とすの」とか、困ったときのお助け本になっている。
それぞれ答えは「買い替えるまでレンタルショップで借りよう」、「臭うなら止めよう」
「乾かしてから掃除機で吸い取る」です。
平成に入ったばかりの知恵は今も生きているようだ。
生活の知恵とはずっと生き続けるものが多いけど、製品技術の急速な発展は、1990年を遠い昔にしている。
これは掲載された古い型のパソコンの広告である。
この時ネットは殆ど普及していないワープロの時代である。
会社勤めしていた私は、社内での通信や、客先への契約書づくりで使用していて、プライベートでは利用していなかった。
コンピューターの会社に居ながら「家でパソコンを使えるなんて、まあ進んでる!」と他人事に思っていた。
1995年、マイクロソフトがWindows95を発売して、インターネットが爆発的に普及してから、世の中は変わったのだ。
これは、最新型の電話機の広告だ。
90年には携帯電話は皆無と言っていいほど普及していなかった。
やっと携帯電話らしきものが一般化したのが1992年NTTがNTTドコモを立ち上げてからである。
1990年って、まだバブルの完全崩壊にも気づいていないし、日本に大規模テロも地震も起きていないし、オンボロマンション購入したばかりの独身貴族(?)の私も見果てぬ夢を追っていた年だった。
それにしても、この本一冊に詰まった先人の知恵の豊かさには感嘆してしまう。
ネットで検索しても見つける事が出来ない、細やかな生活知識が盛り込まれている。
昔の婦人雑誌を選択してストックしておけば良かった。
ひょっとしたら、それでネット生活研究家として食べていけたかも知れない(?)