米澤穂信 『満願』
この物語を読み終わって、直ぐにブログで紹介したい衝動が湧く程面白かった。 それもその筈...
アンソロジー『秘密の手紙箱』
1999年、つまり21世紀になる前に出版された『秘密の手紙箱』は、女性推理作家の傑作を集め...
人と人の間
正月に買った『ことばの花束』を時々パラパラ読んでみる。 岩波文庫に載った名著の中で選び...
本心
オール讀物の『男の分別学』で東海林さだおが、『残念な人たち』について書いている。 何が...
藤沢周平
私は長く勤めた会社を辞めた後に脚の手術を何度かした。 気がついたら50歳を過ぎて、経済的...
恩田睦 『木漏れ日に泳ぐ魚』
何もないガランとしたアパートの一室、若い男女が共に暮らす最後の夜を過ごそうとしている...
遠くへ来てしまった
私は、知らず知らずに、随分と遠くへ来たと思う。 ほんの短い間、と言ってもここ10年程を、...
大江千里 『第二の人生を踏み出す勇気をくれた本』
ブログを暫く休むと何か忘れ物をした気分になる。 肝心な用事をしている最中に、今度のブロ...
伊集院静 『悩むが花』
伊集院静の人生相談『悩むが花』が週刊誌に連載されている。 辛口ではあるがユーモアたっぷ...
宮本輝 『西瓜トラック』
蔵書整理をしている時に、本棚の隅で宮本輝の文庫本を見つけた。 忘れていたアルバムの写真...