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2019飯豊本山2泊3日で見事な夕日を堪能

2019-09-15 14:22:40 | 2019飯豊山
2019年7月6日、今シーズン初の飯豊山へ。
日程:2019年7月6日(土)~8日(月)

二日目の朝になってもガスが晴れることはなく風が強いため、
いくぶん風が弱まった午前6時11分に三国小屋を出発です。


雨は降っていないのですが、風とともに、雨を吹き付けてきます。

三国小屋から切合小屋まで、
尾根の右巻きルートでは風雨にさらされますが、
反対に左巻きルートでは、風は妨げられ、雨にも当たりません。
なんとも不思議な体験です。

午前6時49分、七森通過。
午前7時12分、種蒔到着。
ここから雪渓が現れますが、持参していた軽アイゼンは使わず。


全部で雪渓は3か所ありますが、
三国小屋から向かうときは2つ目の雪渓に注意が必要です。

まっすぐ進むと、夏道に出るのが大変になるので、
少し下りながら行く感じだと苦労せずに出ることができます。

午前7時32分、1時間21分で切合小屋に到着。
切合小屋も既にオープンしているため、小屋前の水場を使えます。
本山小屋の水場はまだ使えないため、ここで満タンにしてから出発です。

午前8時14分、草履塚に到着。
切合小屋から草履塚まで雪渓をひたすら登りますが、
ここでも軽アイゼンは使いませんでした。

ここからは日本のエーデルワイス、
ミヤマウスユキソウがとてもきれいです。


御秘所も問題なくクリアし、
一番心配した御前坂も左巻きに登っていくので、
風の影響は一部の区間のみでした。

午前9時30分、本山小屋に到着しましたが、
そのまま山頂へ向かいます。

午前9時47分、三国小屋から3時間36分で飯豊山山頂に到着です。
ここにたどり着くために一歩一歩進んで来たので、
達成感に満ち溢れてきます。


周りはガスで見えず風が強いため、すぐに本山小屋に戻ります。

午後になるとガスが切れてきたので、駒形山を目指します。



・・・。
準備をしている間にまたまたガスで覆われてしまいました。
再び山頂に到着しましたが、ちょっとだけ見えました。


さらに進み、駒形山に到着。
ここでもちょっとだけ見えましたが、
回復しそうにないので本山小屋に戻ります。


日の入りの1時間前になっても状況は変わらず。
午後7時前に最後の確認に外へ出ると、
まあ!なんということでしょう!!




ガスが晴れ、雲の切れ間から夕日が姿を現しています。
眺めていると赤みが増し、さらにいい感じへ。




もう本当に最高です。
夕日が沈むとまたガスが出てきます。


明日はご来光に期待して山小屋へ。

コンレイ(台風25号)通過が予想されるなか飯豊本山2泊3日へ〈前編〉

2019-09-14 10:44:36 | 2018飯豊山
2018年10月6日、大日杉小屋から飯豊山に行って来ました。
今年6月に登って以来、今シーズン2回目となります。
日程:2018年10月6日(土)~8日(月)

〈前編〉
午前5時53分、大日杉小屋から出発です。

ここから登ったのは2012年7月のこと。6年振りです。

急登が続き、さらに鎖場のザンゲ坂。
上りはいいのですが、最後の疲れているときの下りは怖いです。

御田を過ぎると次第に眺めが良くなり、蔵王連峰が姿を現します。
それにしても背中から焼けつく日差しが暑いです。

三国岳からルートが見えて来ました。
いつもはあちらからこちらを見ているので不思議な感じです。

高度が上がり、さらに蔵王連峰の眺めが良くなってきます。

見えて来ました、地蔵岳、そして左奥が本山方面です。
あそこまで行くのですから道のりは長いです。

左から蔵王連峰、中ほどに磐梯山、右側に飯豊の山塊、
牛ヶ岩山・地蔵山・三国岳・種蒔山と続いています。

午前9時5分、3時間12分で地蔵岳に到着です。
ここでおにぎりタイム。
ここから切合小屋までの長い道のりが待っています。

真ん中(左のとんがり山が磐梯山)には何と湖が見えます、そうです猪苗代湖。
肉眼では本当に青々とした湖面が見えました。

御坪に近づくとダケカンバがいい雰囲気を醸し出しています。

とにかく暑いです。まるで真夏の暑さでバテバテです。

切合小屋までもう一息ですが、種蒔山の水場(素敵な水場)で一息つきます。
本当に生き返りました。

ここが最後まで雪渓が残り、トラバースするのに苦労するところです。

大日岳から本山まで見事な景色です。
午後1時11分、7時間18分で切合小屋に到着です。

草履塚から喜多方市内の田んぼが見えます。
本当に牛の歩みになってしまい、切合小屋から57分も掛かっています。

姥権現に到着し、これから御秘所へ。
疲れているときは特に気を引き締めていかなければいけません。

いよいよ最後の難関、御前坂です。
この時点で午後2時59分でしたが、本当に青空がきれいです。
しかし、この後、登っている途中で状況が一変します。

後編へ続く。

2019飯豊本山2泊3日で初めての三国小屋泊

2019-09-14 09:54:57 | 2019飯豊山
2019年7月6日、今シーズン初の飯豊山へ。
日程:2019年7月6日(土)~8日(月)

雨続きの中、天気が良さそうな週末を狙い、
午後0時21分、川入登山口の御沢野営場(喜多方市)から出発します。
こんなに遅くに出発した登山は初めてです。

それもそのはず本日の行程は三国小屋泊り。
日は長いし、夕方に着けばいいという考え。

次の日、夜明けとともに登る1泊コースも考えましたが、
実は飯豊の稜線上の小屋で三国小屋に泊まったことがありません。

駐車場にはかなりの台数が止まっていましたが、
この日は喜多方市による第27回飯豊山山開きだった模様。


午後1時5分、最初の目印、下十五里に到着。
なんと、看板が新しくなっています。
黒い標識でカッコいいです。


約20分後、中十五里に到着すると、こちらは古いまま。
すべて新しくしたわけではなく、こちらは部分補修。


もうひとつ新しく設置されていたのが、
「神社参道につきストック先端にゴムキャップを必ず装着下さい」というもの。


「山のストレスを軽くするため」と言われるより、言葉に重みがあります。

午後2時44分、横峰到着。
補修した部分が既に壊れています。熊でしょうか・・・。


この辺りからお花が彩りを添えます。
イワカガミ、アカモノ、マイヅルソウなど。


午後3時11分、2時間50分で峰秀水の水場へ。
前回ここまで2時間半。
三国の水場には行きたくないので、こちらでたっぷり補給します。

地蔵山下分岐からはミツバオウレン、イワイチョウ、ムラサキヤシオなど。

剣ヶ峰の岩稜に差し掛かると、稜線はガスで包まれています。
今年も変わらずヒメサユリがきれいです。


午後4時35分、4時間14分で三国小屋に到着です。
前回、4時間22分と、水場での20分差が縮まっているから不思議です。


初めての三国小屋は快適そのもの。
小屋から外に出ることなく、トイレに行けるし、トイレもきれいです。
山ガールのみならずうれしい限り。

昼間の本山は晴れていたそうですが、
気温は11度と、本当に夏なのでしょうか。


明日は晴れることを祈って就寝します。