
お気に入りの絵本の紹介。
ずっとお留守になっていました。
なぜか?
う~ん、
本の紹介を書くと
いろんな思いが出てきて、
話がつきなくなる。。。
っていうのが正解かな。
それと、
どれを取り上げるかを悩んじゃう。
どれも紹介したいなら、
どれが先でもかまわないはずなんだけど。
というわけで、
ひっさびさなんですが、
本自体はまったく新しくありません。
なんたって、古本屋から
見つけてきて購入したわけですから!
それも、購入した理由は、
「子どもの頃に出会って
ずっと再会したかった本だった」
というものですから、
新しさはまったくありません!!
お話の内容は本当に誰でも知っている、
「三枚のおふだ」です。
では、なぜこの「こぞっこまだだが」なのか。
この本は私が5,6歳のころに出会った
最初の「三枚のおふだ」の話なのです。
言葉もいっしょ。
絵はカラーになっていますが、
当時の絵とほぼ同じタッチで
墨と筆で書かれたアウトラインが
不思議に絵の恐ろしさを引き立てています。
(あとで調べたら、
こちらに私が出会った本当の絵本を見つけました!)
→ 山口晴温・童画「こぞっこまだだが」
そして、わがふる里、
東北の言葉で書かれており、
それが妙に怖さを倍増させるのです。
怖いくせになぜだか
「何度も読んでほしい」絵本の一つでした。
そして、この本をいつも読んでくれたのは
母のいとこで保母さんをしてくれていた、
「おねえちゃん」。
数年前に、悲しい死を遂げました。
彼女は大変私をかわいがってくれて、
何度も、何度も、
この本を読んでくれたの思い出します。
たくさんの思い出があるこの本。
彼女の死は悲しいものだったけど、
私と一緒に過ごした時間は、
とっても素敵な時間だったことを
天国で思い出していてほしいな。。。
(私たちと過ごしたことで、
保母を目指したと聞いたことがあります)
さて、この本のタイトルでもある
「こぞっこまだだが」。
小僧が鬼ばばにつなでつながれたまま
便所に行った時、使った最初のおふだが、
この問いかけに、「まーだだ」とこたえます。
この「まだだが」に
「まーだだ」でこたえるやりとりが、
子ども心にゾクゾクしたものです。
そして、急いでいるときに
私たち子どもたちがきちんとしていないと、
母がこの話をマネして、
「まだだが!」
と良く言ってきました。
すると、その声が鬼ばばの恐怖感に重なって、
「ずぐします!!」
と母の言うことを聞くはめになった
記憶があります。
子どもの時に、
最初に出会った怖いお話。
それがこの絵本でした。
****************************

こぞっこまだだが
さく きた しょうすけ
え やまぐち せいおん
(新世研)

ずっとお留守になっていました。
なぜか?
う~ん、
本の紹介を書くと
いろんな思いが出てきて、
話がつきなくなる。。。
っていうのが正解かな。
それと、
どれを取り上げるかを悩んじゃう。
どれも紹介したいなら、
どれが先でもかまわないはずなんだけど。
というわけで、
ひっさびさなんですが、
本自体はまったく新しくありません。
なんたって、古本屋から
見つけてきて購入したわけですから!
それも、購入した理由は、
「子どもの頃に出会って
ずっと再会したかった本だった」
というものですから、
新しさはまったくありません!!
お話の内容は本当に誰でも知っている、
「三枚のおふだ」です。
では、なぜこの「こぞっこまだだが」なのか。
この本は私が5,6歳のころに出会った
最初の「三枚のおふだ」の話なのです。
言葉もいっしょ。
絵はカラーになっていますが、
当時の絵とほぼ同じタッチで
墨と筆で書かれたアウトラインが
不思議に絵の恐ろしさを引き立てています。
(あとで調べたら、
こちらに私が出会った本当の絵本を見つけました!)
→ 山口晴温・童画「こぞっこまだだが」
そして、わがふる里、
東北の言葉で書かれており、
それが妙に怖さを倍増させるのです。
怖いくせになぜだか
「何度も読んでほしい」絵本の一つでした。
そして、この本をいつも読んでくれたのは
母のいとこで保母さんをしてくれていた、
「おねえちゃん」。
数年前に、悲しい死を遂げました。
彼女は大変私をかわいがってくれて、
何度も、何度も、
この本を読んでくれたの思い出します。
たくさんの思い出があるこの本。
彼女の死は悲しいものだったけど、
私と一緒に過ごした時間は、
とっても素敵な時間だったことを
天国で思い出していてほしいな。。。
(私たちと過ごしたことで、
保母を目指したと聞いたことがあります)
さて、この本のタイトルでもある
「こぞっこまだだが」。
小僧が鬼ばばにつなでつながれたまま
便所に行った時、使った最初のおふだが、
この問いかけに、「まーだだ」とこたえます。
この「まだだが」に
「まーだだ」でこたえるやりとりが、
子ども心にゾクゾクしたものです。
そして、急いでいるときに
私たち子どもたちがきちんとしていないと、
母がこの話をマネして、
「まだだが!」
と良く言ってきました。
すると、その声が鬼ばばの恐怖感に重なって、
「ずぐします!!」
と母の言うことを聞くはめになった
記憶があります。
子どもの時に、
最初に出会った怖いお話。
それがこの絵本でした。
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さく きた しょうすけ
え やまぐち せいおん
(新世研)

