いわさきちひろ美術館の
支援会員証が届いた。
長いことちひろファンを続けて来て
こういうサポートの方法について
ごく最近知り即入会した。
年間の寄附金額も少なめだけど
長く続ける為にはそれで良い。
いわさきちひろ美術館には
すぐに行ける距離ではないから
会員証は仲間に見せびらかして
その後は1年間大事に仕舞っておく。
断捨離をして気付いた。
大事なモノって言うのは、
唯一無二のモノ、
他の手段で残せないモノだと。
思い出のモノの多くは、
写真で取って置いた。
時の流れをより感じたいモノは
そのまま保管することにした。
この会員証は、
1年後にどうするかはわからない。
私の活動次第で決まるのだろう。
新しい暮らしが始まり
毎日快適に過ごせる幸せを
じんわりと感じている。
古い棲家の色んな不都合から
解放された心地良さを
まだ残る片付けの合間に
少しずつ数えている。
便利さに大賛成なのではない。
あたりまえに過ごせないことは
精神衛生上の不利益になるのだと
あらためて実感しているだけだ。
いわさきちひろの来年の暦を
ダイニングの壁に掛けてみた。
前の部屋はコンクリートだったので
壁を利用することは無く、
ほぼ家具で隠されていた。
そういう一つ一つが
私にとって嬉しい変化だ。
ぼちぼち進めているモノの引越しも
もうじき完了に近付いている。
来年はどんな年になるかなぁ。
カレンダーを見つめて、
今まで以上に期待でワクワクする。
支援会員の活動も
何か出来たら良いのに。
日々のサークルや
ボランティアの活動で
いっぱいいっぱいのクセに
またそんなことを考えてしまう。
とりあえずは、
引越しを終了させなくちゃだ。
引越しから1か月ちょっと。
今月中に完了させたいけど、
無理だろうか。
年末年始は私の実家に
数年振りに帰省の予定だ。
古い場所とオサラバして
身も心もスッキリしてから
来年を迎えたいと思う。
なのに、夫は何だか弱気だ。
自分事ならサクサクと物事を進めて
実行力は誰にも負けない筈なのに。
夫のことは、横に置いといて...
今日は、
古本を譲る手続きをしよう。
どこかの誰かの手に渡って
心の栄養になることを願って。
私の思い出が、
誰かの思い出にリンクする
その素敵な瞬間を想像しながら。