
るるり、さんの熱入れようには
到底かなわないのだけれど、
私にも最近気になる人がいる。
詩人のアーサービナード氏。
彼はアメリカ人。
されど日本語が堪能で
日本に住んでいる。
夜も眠れないほどとか
四六時中その人のことばかりとかいう
恋心に似たものではない。
しかし、そこかしこで彼の名前を聞くたび
<え?彼がどうしたって?>
と耳をそばだててしまう。
彼については月刊こどものともの絵本で
随分前から知っていたのだけれど
数年前からアルクの会報誌に英語で詩を書き
最近は日本語のエッセーを掲載していた。
ほかにも彼の書くエッセーにちょくちょく出会うようになり
この春に新婦人しんぶん1面を飾ったときは
少しどきどきと心が躍ったものだ。
そんな彼の最新のエッセー集を
今日、初めて手にした。
タイトルは
「日本語、ぽこり、ぽこり」
彼の出した本はほかにもあるのだが
かなりいろんな書評で取り上げられ
タイトルが私好みなこともあり
半年以上気にかけていたのだ。
どうせなら安く買いたいと思い
(ファンなら正規に書店で買うべきなんだけど)
オークションやマーケットプレイスで
あるかないかと探し続け
ようやく発見!
価格的には定価より少し安いくらいだが
どうしても早く読みたかったので即注文。
届いて包みを開けると
なんだか彼がわざわざウチに来て
得意の語り口で
日本語を話しているかのような錯覚に陥る。
彼の声さえ知らないのに
こんな風にしゃべるんじゃないかと
勝手に想像して読み進める。
おもしろい!面白い!
何度読み返してもいい!
彼特有の言葉遊びが
文章のあちこちで私を楽しませる。
「ほんとにアメリカ人なの?」
と思わせるほどの日本語には
私も見習わなくてはといつも反省させられる。
ホッと一息つきたいときに
お茶でも入れて、
1つ2つ読むのもいいなぁ。
ことば、憲法9条、青森、1967年生まれ。。。
彼に関して私と「共通」のものや
私に近いものがふえるたび、
まだまだあるんじゃないかと詮索したくなる。
外国人でありながら
ここまで日本語、日本を知っていることには
やはり尊敬の気持ちのほうが強い。
アーサー・ビナードという人への
この憬れの気持ちは
もう、しばらく続きそうだ。
到底かなわないのだけれど、
私にも最近気になる人がいる。
詩人のアーサービナード氏。
彼はアメリカ人。
されど日本語が堪能で
日本に住んでいる。
夜も眠れないほどとか
四六時中その人のことばかりとかいう
恋心に似たものではない。
しかし、そこかしこで彼の名前を聞くたび
<え?彼がどうしたって?>
と耳をそばだててしまう。
彼については月刊こどものともの絵本で
随分前から知っていたのだけれど
数年前からアルクの会報誌に英語で詩を書き
最近は日本語のエッセーを掲載していた。
ほかにも彼の書くエッセーにちょくちょく出会うようになり
この春に新婦人しんぶん1面を飾ったときは
少しどきどきと心が躍ったものだ。
そんな彼の最新のエッセー集を
今日、初めて手にした。
タイトルは
「日本語、ぽこり、ぽこり」
彼の出した本はほかにもあるのだが
かなりいろんな書評で取り上げられ
タイトルが私好みなこともあり
半年以上気にかけていたのだ。
どうせなら安く買いたいと思い
(ファンなら正規に書店で買うべきなんだけど)
オークションやマーケットプレイスで
あるかないかと探し続け
ようやく発見!
価格的には定価より少し安いくらいだが
どうしても早く読みたかったので即注文。
届いて包みを開けると
なんだか彼がわざわざウチに来て
得意の語り口で
日本語を話しているかのような錯覚に陥る。
彼の声さえ知らないのに
こんな風にしゃべるんじゃないかと
勝手に想像して読み進める。
おもしろい!面白い!
何度読み返してもいい!
彼特有の言葉遊びが
文章のあちこちで私を楽しませる。
「ほんとにアメリカ人なの?」
と思わせるほどの日本語には
私も見習わなくてはといつも反省させられる。
ホッと一息つきたいときに
お茶でも入れて、
1つ2つ読むのもいいなぁ。
ことば、憲法9条、青森、1967年生まれ。。。
彼に関して私と「共通」のものや
私に近いものがふえるたび、
まだまだあるんじゃないかと詮索したくなる。
外国人でありながら
ここまで日本語、日本を知っていることには
やはり尊敬の気持ちのほうが強い。
アーサー・ビナードという人への
この憬れの気持ちは
もう、しばらく続きそうだ。
本来ならば美しいはずの日本という国を愛してくださるのはとてもうれしいことですよね。
住んでいる私たちももっともっとこの国に興味を持たなければと、思っておりますわ。
こと「能楽」に関しても、もっともっと理解を深めたいなぁと思っておりますのよ。