スマイル日和+

子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

自分自身に問う

2017-10-19 | smile monology
人生で重大な岐路に立ったとき、
受験とか、就職とか、結婚とか、家を買うとか
人は誰でも迷うものだ。

迷ってはいけないとは思わない。
迷うことで見て来なかったことや
気付かなかったことにであうかもしれない。

ただ、いずれかに決断を下さなくてはならない、
という重圧感を感じるかと思う。

岡本太郎氏は、
「いつも困難なほうの道を選んできた。」
らしい。


私はどうだろう。

困難に向かって、
飛び込めただろうか。

それとも、楽な方を選んで、
上手くやって来たのだろうか。


昔は、よく逃げていた。
子どもの時ってやっぱり逃げたくなるよ。
それが許される時だし、
周囲だってそれを許してくれる。

でも、段々逃げてはいられなくなって、
自分で決めなくちゃいけない時がやってくる。

中学に入る頃くらいからかな。
エイヤッ!って飛び込む勇気がほんの少し持てたのは。

逃げずに立ち向かえる強靭な精神の持ち主ではないから
勇気をもって飛び込んだはずなのに、
めそめそ、うじうじ、
結果がはっきりするまでは揺れてたなぁ。

いつ頃からかなぁ、
何かを決断する時にそれほど迷わなくなった。

YesかNoか迷った時は、
Yesなんだと悟った。

Noの時は、
迷う必要がないのだ。

二者択一の場合は、
自分にとって今必要なのは何か、
今じゃないとダメなのは何かで選んだ。

その結果に後悔したことがないと言えば、
それは嘘になる。

だけど、いつからか後悔した後ですぐに思い直して、
「決断したことで得られたこともある!」と
徐々に肯定的に考えるようになった。


何故かな...

誹謗中傷に散々であって、
精神的にも強くなった?

上手く行かないことだらけの育児でも
その中には幸せもいっぱいあることを知って
人間が丸くなった?

いろんな人との出会いや別れで、
どんな結果であろうと人生は素晴らしい!
と少しずつでも思えるようになった?

いずれにせよ、
人生の中には山ほど自分で決める時がある。

それを、誰かの一言で決めたとしても
決めたのは自分の責任で、
誰のせいでもない。

自分の事は、
自分で決めることができる。

自分で決めるから、
後悔なんてしないのだ。

今は、それができる時代。

だけど、
それが出来ない時代を生きた人々を思うと、
胸が締め付けられる。

近いうちにそんな時代が来るのだろうか。

今の世の中の動きは、
戦前のようだと言う人がいる。
戦前を知らない私でも、
政治や社会の方向を鑑みると
それに似たものを見つけたりする。

言いたいことが言えない時代を作ったのは何か。
自分のことを自分で決める権利がなかったのはなぜか。

歴史を正しく見る目を持たなければ、
一人一人の生き方なんて目もくれない怪物の
大きな力に潰されてしまう。


自分自身に問う。

人生の岐路に立った時、
私なら、どうする?

今の私は答える。

困難に見えるけど、
確かに必要だと思える道を選ぶ。
先にある見えないものを恐れて、
確かに大切だと言えるものを
見失わないためにも。



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