PEACEFUL

黙るのは美徳ではない。無知無関心がこの国を滅ぼす。

まやかしだらけの首相答弁

2017-11-22 08:47:38 | 日記
安倍晋三首相は衆院本会議代表質問で米軍普天間飛行場移設に伴う辺野古新基地建設問題で、
『沖縄県と合意した和解の内容と最高裁の判決に従って進めている』
と答えた。
ま、それしか理由がないからしょうがない。
辺野古新基地建設については、何を、いつ聞かれても、同様の答えしか返せないだろう。

辺野古新基地建設反対を訴えて当選した仲井真元知事が、安倍、菅コンビと何度も密会したのち、沖縄県民を裏切って「辺野古基地建設容認」を発表し、『これでいい正月が迎えられる!ハッハッハッ(笑)』といくら貰ったか知らんが沖縄を売り渡した。
当然、沖縄県民の怒りを買い、その後知事の座をから引きずり降ろされて、現在の翁長知事が誕生した。
翁長知事も同じく丸め込めるだろうと軽く見た安倍、菅コンビ。
ところが、翁長知事は県民の先頭に立ち、あらゆる圧力に耐えながら沖縄県民と共に政府と闘っている。
それは、民意が後押ししているからだ。

だから、沖縄県民に蹴り出された仲井真元知事との闇の合意をいつまでも印籠のように振りかざして
『合意したー』
『合意したー』
と言い張るしかない。

その後の国政選挙での自民党大敗も無視し、地元名護市長選挙での負けも無視し、機動隊を県外から500名、沖縄県警から500名、総勢1000名を名護に送り込み、領海侵犯を取り締まる海保まで辺野古に集結させ、予算を削り、あらゆる暴力で弾圧するしか方法がないのだから、まともな理論で喋ることなんて到底無理な話だ!
国会での安倍の答弁にはなんの期待もできないし、意味もない。

最高裁の判決なんて、政府の意向でどうにでもなるものであり、これも全く説得力はない。
違法行為を積み重ねている国が『裁判所だ、判決だ』と言ったところで、笑いしか出てこないwww

三権分立なんて、この国には存在しない。

また、米軍の2014年の内部文書で、辺野古弾薬庫の大規模な土木工事を伴う再開発を計画していたことが今回明らかになった。
基地機能の強化が目的だ。
それにもかかわらず、安倍首相は『負担軽減の取り組みだ』と辺野古新基地建設を正当化する答弁を繰り返した。
この人は、九官鳥か?
様々な事実が明らかになっていく中で状況も変化し、もちろん疑問や質問も増えていく訳だが、それに対する政府の答えはいつも一緒。
様々な質問を処理する能力を持ち合わせていない。
世界情勢が変わろうが、経済状況が変わろうが、建設ありきなのだ。
意地になってるというか、幼稚というか…

政治家は柔軟性が必要であり、国際情勢に敏感でなければならない。
この人に総理大臣は向いてない。
日本を破滅に導くだけである。


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