アラフィフおひとりさまの現実

何てことのない日常を綴っております。

彼との旅行(3回め)4

2018-08-10 17:53:11 | 彼との旅行
頂上に着いた時は、喜びよりも、安堵感や疲労感の方が強かったです。

「出発が早かったから、頂上では1時間ぐらいゆっくりしても大丈夫だよ」

と言われましたが、もはや頂上を散策する元気もなく座り込んだまま、ぐったりしていました。ご飯も食べられないくらいに。

この時は、それでもまだ、

「来た道を帰るだけだし、下山するんだから、行きよりも時間は掛からないはず」

と鷹をくくっていた愚か者でした。


頂上での休憩を終えて、さて下山しようということになり、2人で山を下り始めました。ところが、間もなく左膝が痛み始め、慌ててサポーターを巻きます。

それを庇いながら歩き進めるうちに、今度は右膝も痛くなり、足の指や裏がつるようになり、鍛えられてない私の身体は、あっという間に悲鳴を上げ出しました。

下山ルートの半分も行かないところで、おばあちゃんがヨタヨタ歩くような状態の歩行になってしまいました。彼からは歩き方を教わり、その通りに動かしたいのですが、登るのも下りるのも激痛が走るようになってしまったのです。


登山上級者である彼が、"おばあちゃん"な上に無口になった私に合わせて歩くのは、しんどかったと思います。そして、何より楽しくなかったでしょう。

彼はずっと励ましてくれました。

でも、激痛の私には響いていなかったし、ゴールから僅か数百メートルという場面に至っては、ありとあらゆるモノを呪いながら、"おばあちゃん"は歩を進めることに集中していたので、馬の耳に念仏でした(すまぬ…)。


もう2度と山には登るまい!と思いながら終えた初登山でした。

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彼との旅行(3回め)3

2018-08-09 17:41:46 | 彼との旅行
歩けども、歩けども、頂上は見えて来ません。それどころか、こんなに歩いたのに、遠くに見える岩の部分が頂上と聞いた時は、悲しくなってしまいました。

歩き始めは、美しい風景を見つけて、子供や友人にLINEで画像を送ったりする余裕がありました。

でも、ホントに歩けども、歩けどもなのです。ちっとも頂上が近づいて来ない…(泣)。目の前が少し開けて、頂上が見えていても近づけないのです(大泣)。

頂上の少し手前に、直径1m近くもあるような石がゴロゴロと積み重なった岩場があり、隙間に足を挟んでしまいそうでした。しかもその岩場の両脇は何もありません。元々は高所恐怖症です。

「万が一落ちてしまったら、死ぬかもしれない」

そう思ったら、恐怖しかありませんでした。

泣きそうになりながら、その岩場を超えて、やっと頂上に辿り着くことが出来ました。

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彼との旅行(3回め)2

2018-08-08 18:33:33 | 彼との旅行
外が白んで来た頃、私は目を覚ましました。彼はすでに目を覚ましていて、携帯をいじっています。

お喋りをしながら、おにぎりを食べ、少しずつ準備をしていきます。トイレへ行って、身支度を済ませて、軽くストレッチをして。

初陣です。

山に登るのだから、当たり前ですが、上へ上へと向かいます。が、いきなりの急勾配な山道(←私には、です)。彼は私は大丈夫だろうと思っていたそうで、自分のペースでスイスイ登って行きます。それに付いて行こうと思いましたが、 5分もしないうちに、ハアハアして胸が苦しくなってしまいました。

その山は駐車場でもすでに結構な標高で、そこから更に上に行こうとしてるのですから、超初心者で、何も鍛えていない私が苦しくない筈がありません。

のっけからハードな苦しさに見舞われて、これからの道中が不安で仕方ありませんでした。

すぐに彼は私のレベルに気付き、ペースをかなり下げて、合わせてくれながら歩いてくれました。

当初彼からは、「標高が高いから気温もそんなに上がらないから快適だよ」と言われていました。しかしながら、この日は本当に晴天で、気温はグングン上がって行きます。

この天気やトイレの不安もあって、水分補給が上手く行ってなかった私は、暑さと疲労で途中から相当苦しくなってしまいました。

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彼との旅行(2回め)5

2018-06-23 20:38:30 | 彼との旅行
2日めは、資料館へ行ったり、由緒ある山寺へ行ったりしました。

お寺では、精進料理を食べさせてくれるとのこで、そこで昼食を食べました。美味しいけんちん汁が食べ放題! 彼も私も思わずお代わりをしてしまいました。

帰りは時間に余裕があったので、私がよく利用する高速のパーキングに寄りました。アイスを食べたり、お土産売り場を眺めたり…最後まで楽しい時間でした。彼には本当に感謝しています。


帰りの車の中で

「珍しくアキが先に寝たね」

と彼から言われたので、

「ごめんね、寝不足もあったから、きっとイビキもうるさかったよね」

と謝ったら、

「大丈夫だよ、今に始まったことじゃないし、イビキだけでなく、歯ぎしりもオナラもしてたからさ!」

と返されました(えーーやっぱりーー)。

「私がさ、体力なくて、足が臭くて、イビキも歯ぎしりも酷くて、寝ながらオナラしても、嫌いにならないでくれる?

と訊いたら、ニヤニヤしながら、

「アキが、体力なくて、足が臭くて、寝ながら色々うるさくて、朝から何度もHをせがまれたとしても、そのままのアキでいてね」

と言われました。

(ん?最後のところ何か増えてない?)

と思いましたが、笑顔で「ありがとう」と応えた旅の終わりでした。

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彼との旅行(2回め)4

2018-06-22 18:08:51 | 彼との旅行
夕食後は貸切の露天風呂へ。

夕食が早めだったので、露天風呂の時間までには少し時間があり、TVを見ながらイチャイチャ。

その流れで、今度は露天風呂に入りながら濃厚にイチャイチャ。

30分の貸切だったため、あっという間に露天風呂から戻り、部屋では更に濃厚にイチャイチャ。

翌朝はいつものように早朝イチャイチャ。


兎にも角にも、彼と明るく楽しく気持ちの良いイチャイチャタイムを過ごしたのでした♪

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