自然教育園は、都会のビルの中にある島のようだ。
そばにある庭園美術館は、また今度にしてじっくり歩いてみた。
入り口そばの「路傍植物園」が早くも興味深い。ヤブミョウガがたくさん花を咲かせていた。
この太い蔦がすごいわ。
この森が都会の中とは、にわかに信じられません。
元は400~500年前の中世の豪族の館から始まったとされ、江戸時代には高松藩主松平頼重の下屋敷、明治時代には陸海軍の火薬庫、大正時代には宮内庁の白金御料地と歴史を重ね、通常一般の人々が中に入ることができなかったために、まれに見る豊かな自然がここに残された。
普通の植物園と違って、なるべく自然のままというところが素晴らしい。