駅でコーヒー缶破裂 原因は“強アルカリ性洗剤”+“アルミ缶” 「気づかないうちにやっているかも…」家庭で洗剤を使用する際の注意点をプロに聞く【ひるおび】
TBS NEWS DIG の意見 • 7 時間前5月8日、東京・足立区の駅でコーヒー缶が破裂して液体が飛び散り、2人がやけどを負いました。原因は「強アルカリ性洗剤」と見られています。
我々にとって身近な“洗剤”を誤って使用することによる危険性について、洗剤のプロ、ハウスクリーニング士に聞きます。
缶破裂の原因は‟強アルカリ性洗剤”
5月8日の午後4時前、東武鉄道・西新井駅の券売機近くに置かれていたコーヒー缶が破裂しました。
付近に液体が飛び散り、近くにいた20代の女性は額と下半身にやけど、介抱した駅員も左手にやけどを負いました。
現場に居合わせた人は、
「焦げ臭いにおいがした。」
「酸素マスクのようなものをつけて苦しがって口を押さえていた。」
と、証言しています。
警視庁によると、このコーヒー缶を券売機の横に置いた中国籍の49歳の男性は、事情聴取に対し
「勤務先の洗剤を家で使うためにコーヒー缶に入れて持っていた。破裂させたのは故意ではない。」
という趣旨の話をしているということです。
「強アルカリ性洗剤」に、「アルミ製の缶」。 この2つが化学反応を起こして気体が発生し、缶が破裂したとみられています。
強アルカリ×アルミ 実験では3時間半で破裂
上部を切ったアルミ缶にアルカリ性洗剤を注ぐと、数時間後、洗剤とアルミニウムが反応し、水素ガスが発生。細かい泡が湧き始めます。
さらに2時間経過すると、アルミ缶は洗剤でいっぱいになり溢れ出します。
実験開始から約6時間後には、アルミ缶の側面が溶けて穴が開き、そこから洗剤が漏れ出しました。アルミ缶内部は化学反応で溶けて黒くなり、複数の穴が開いていました。
フタが閉まった状態だとどうなるのか。
NITEが行った実験では、アルミ缶に、アルカリ性洗剤を入れた状態で約3時間半放置すると、内部で洗剤とアルミが反応して水素ガスが発生。圧力で、アルミ缶が勢いよく破裂しました。
「別の容器に移し替えない」東京消防庁も注意喚起
▼別の容器に移し替えない ▼違う種類の洗剤を一緒に使わない ▼注意事項を必ず確認
コメンテーター 副島淳:
移し替えたことはないです。「怖い」というのはいろいろな番組でも言っていますし、混ぜ合わせちゃうと、気体が出てきて吸引すると倒れてしまったりとかもあるので、絶対にやらないですね。
関連するビデオ: 「洗剤入れた」コーヒー缶破裂 中に“強アルカリ性” アルミと化学反応か (テレ朝news)
信号無視の車、パトカーが停止求めると…「免許は30年以上失効」73歳男を逮捕 神戸
神戸新聞NEXT/神戸新聞社 によるストーリー • 昨日 18:09無免許で車を運転して点滅信号を無視したとして、兵庫県警兵庫署は11日、道路交通法違反(無免許運転、信号無視)の疑いで、神戸市兵庫区の自営業の男(73)を現行犯逮捕した。「自動車、バイクの免許は持っていたが、30年以上前に失効してから取得していなかった」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は同日午前10時ごろ、同区湊川町8の市道交差点で、無免許の状態で軽乗用車を運転し、赤色点滅信号を無視した疑い。
同署によると、男が信号を無視したのを巡回中のパトカーが発見。停止を求めたところ無免許が発覚した。車は他人名義で、仕事上で付き合いがある女性が同乗していた。