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18製品117件で健康被害消費者庁の機能性食品調査

2024-04-12 20:43:11 | ニュース
18製品117件で健康被害 消費者庁の機能性食品調査
2024/04/12 19:33

(共同通信)
 小林製薬(大阪市)の「紅こうじ」サプリメントによる健康被害を巡り、消費者庁は12日、機能性表示食品の届け出がある約1700事業者に実施した調査で、18製品で計117件、医療従事者からの健康被害報告があったと発表した。

 死亡事案は確認されなかったが、健康被害をこれまで報告していなかった事業者はいずれも「消費者庁への報告は不要と判断した」と回答してきたといい、機能性表示食品制度における報告義務の基準の在り方が問われそうだ。消費者庁は回答内容を調べ、制度の今後の方向性を検討する。

 制度は2015年に開始。健康に寄与するなどといった「機能性」と有効成分の「安全性」は、事業者の責任で科学的根拠を示すことが定められ国は審査をしない。消費者庁によると、機能性表示食品における健康被害の発覚は、小林製薬のサプリが初めてだった。

 制度のガイドラインでは、健康被害に関して「発生および拡大の恐れがある場合は、消費者庁へ速やかに報告する」とされているが、小林製薬は最初の被害把握から報告まで2カ月超を要した。


自転車を運転していて歩行者を死なせてしまった

2024-04-12 06:49:42 | ニュース
「ここまでのことが起きるなんてありえないと思っていた」
「自転車事故は自分、相手、関わったすべての人を不幸な目に遭わせる」

自転車を運転していて歩行者を死なせてしまった加害者の言葉です。

ルールを守らなかったわずかな気の緩みや不注意によって突然誰かの命を奪ってしまう。

便利な乗り物が“凶器”になるのです。

事故の当事者が利用者に伝えたいメッセージとは。
そして自転車の交通違反に対する「青切符」の導入で取締りはどう変わるのかまとめました。

(社会部記者 安藤文音)
「ご主人が救急搬送」
-6年前の2018年6月25日-

茨城県内に住む女性は、勤務先を出た夫(当時62)から「20時50分頃に家に着く」とメールを受け取っていました。夫からのメールところが帰宅時間になっても帰ってきません。

「夜9時になるのにまだ帰ってこない。どうしたのかしら」

心配になって何度もメールや電話をしましたが、返信はなく電話もつながりません。女性の返信そして午後9時半ごろ、病院から連絡が入りました。

「ご主人が救急搬送されたので、至急来てください」
手にスマホ 無灯火の自転車が
夫に何があったのか。

夫は勤務先を出たあと、2時間ほどかけて電車とバスを乗り継ぎ、自宅から最寄りのバス停で降りていました。白線の左側が「歩行者」、右側が「自転車」の通行区分午後8時45分ごろ。

歩行者と自転車に通行区分が分かれている歩道を歩いていると、対面から自転車が近づいてきます。

街灯はほとんどない場所だったうえ、ライトは点灯していませんでした。

自転車を運転していたのは当時19歳の大学生です。

手にはスマートフォンを持っていました。

そして…

「ガシャン」
“車じゃなくてよかった”と思ったのに
女性が病院から連絡を受けたとき、“自転車とぶつかった”と聞いていたため、当初女性はこう思ったそうです。

「車じゃなくてよかった」

ところが病院に搬送されたとき夫は頭蓋骨骨折や脳幹出血によってほぼ脳死状態でした。

そして翌日の未明に亡くなりました。

以下略ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー