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新型コロナの検査業務などに携わっていた男性社員(当時41)がうつ病を発症して自殺

2024-04-23 11:51:21 | ニュース

 新型コロナの感染が急拡大し、検査の検体の回収業務を新たに任せられて時間外労働が増えたとしている。茨木労働基準監督署は22年3月、労災と認定。自殺直前の20年7月14日~8月12日の時間外労働は98時間38分だった。また、6月18日までの30日間は、時間外労働が前月よりも61時間増えていたという。

 研究所は「訴状の内容を確認できておらず、コメントは差し控える」とした。(茶井祐輝)






「振り付けと同じ感覚でほぼほぼダンス」

2024-04-23 10:46:57 | ニュース
 女子SPA!で2024年3月に公開された記事のなかから、ランキングトップ5入りした記事を紹介します。(初公開日は2024年3月8日 記事は取材時の状況)

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 アイナ・ジ・エンドの新曲『宝者』のミュージックビデオが議論を呼んでいます。

 手話をモチーフにした振り付けに、当事者であるろう者たちから「手話文化の盗用だ」とか「手話をおもちゃにしないで」と怒りの声があがっているのです。

◆「振り付けと同じ感覚でほぼほぼダンス」TikTokで手話歌が流行も
 実際、曲中でアイナ・ジ・エンドが披露する手の動きには明確な意味がなく、そのため“手話風の”振り付けになってしまっている。それが、文化の盗用であり、手話を軽んじていると言われている理由なのですね。

 アイナ・ジ・エンドが手話を取り入れた背景には、TikTokなどで手話歌と呼ばれる動画がバズっているトレンドが影響しています。アイナも自身のラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!アイナLOCKS!』(TOKYO FM 2月27日放送回)で次のように語っていました。

<手話はね、振り付けと同じ感覚でほぼほぼダンスでしたね。その中でも、“少し”っていう手話が1番好きだなって思いました。なんだか奥ゆかしさがあって。右手をちょっと“くの字”って言いますか、くの字も丸めて左肩に近づけるんだけど……“少し”。なんか、きゅってなるんだよね、肩が少しすくむ感覚で。手話って奥ゆかしいな~って思いました。

 今って、みんなTikTokで踊るじゃないですか。あの画面の中で踊る感覚。なんだかちょっと奥ゆかしくて、可愛らしくて。そんな中でもちゃんと届けようと思うと、表情とかが勝手についてくるんだよね。それが楽しかった~。>

「奥ゆかしい」、「きゅってなる」、「可愛らしくて」、「楽しかった~」という言葉からは、彼女が手話をレクリエーションと勘違いしている様子がうかがえます。手話がなければ暮らしていけない当事者からすると、到底受け入れられない発言でしょう。
<企業様向け>ビズリーチビズリーチを導入した企業は、内定数の増加・採用費用の削減に大きな成果がでています。

以下略ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「学校カメラマン」はもう限界5千枚撮影で日給2万円首都圏の運動会に関西から助っ人も

2024-04-23 10:39:17 | ニュース
「学校カメラマン」はもう限界 5千枚撮影で日給2万円 首都圏の運動会に関西から助っ人も
2024/04/23 07:00

運動会の撮影には、写真館の撮影の代理を勤める「代写カメラマン」がくることがよくある

 運動会や修学旅行、文化祭など、学校行事を撮影する「学校カメラマン」の不足が深刻化している。背景にはコロナ禍と、「激務に報酬が見合わない」という課題があるようだ。
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 これから多くの学校で運動会シーズンを迎える。徒競走やリレーで力走し、団体競技に挑んだ記憶は、子どもにも家族にもよい思い出になることだろう。そんな運動会を写真として残すのが、学校カメラマンだ。

 今年2月、ひとつの「炎上」で学校カメラマン不足の実態が表面化した。ある撮影会社が、小中学校の入学式を撮るカメラマン約100人をXで募集したのだ。

 すると、「SNSで集めたよくわからない人たちが子どもを撮るなんて、マジで怖い」「何かあったらどうやって責任をとるつもりなんだろう」などと、批判が相次いだ。

■「代写カメラマン」が足りない
「Xの投稿は、『代写カメラマン』を募集したものです。本当に人手が足りず、ギリギリだったのでしょう」

 関西在住のカメラマン、松本さん(30代・仮名)はそう話す。
 多くの場合、学校カメラマンとして撮影実務を請け負うのは、地元の写真館や写真スタジオのカメラマンだ。だが、行事日程は複数の学校で重なることが多く、スタッフだけではまわりきれない。そのため、助っ人のカメラマンに業務委託して撮影を分担する。彼らは写真館の撮影の代理を務めることから、「代写カメラマン」と呼ばれる。

 松本さんは大学で写真を学んでいたとき、先輩の紹介で初めて代写カメラマンを務めた。その後、中堅の卒業アルバム制作会社を経てフリーになり、学校撮影をメインにしていた時期もある。現在は出版社を中心に活動しているが、「学校写真の師匠」が経営する首都圏の写真館から声がかかれば、代写カメラマンの仕事も請け負っている。

運動会の日程は複数の学校で重なることが普通なので、助っ人のカメラマンに業務委託して撮影を分担することが多い

 今春も首都圏の入学式の撮影を頼まれた。関西から代写カメラマンを呼ばなければならないほど、人手不足は「深刻」だという。

 Xに投稿した会社は必要な人数を確保できなかった。だから、異例ともいえるXでの募集にふみきったのではないか――。そう松本さんは推察する。

■Xデーは10月12日?
 写真館の経営者らで構成される日本写真文化協会は、カメラマン不足についてこう語る。

「以前から、学校行事が重なることが原因でカメラマンが不足します。最近はコロナ禍明けで学校行事が再開され、人手不足がクローズアップされているということだと思います」(事務局の澤田京一さん)

 だが、昨今の「代写カメラマン」獲得競争はあまりに苛烈だ。なんと2024年4月現在、すでに来年の学校行事のスケジュールが押さえられていたりする。

「今秋の首都圏の運動会の撮影も受けました。10月12日に幼稚園や保育園、小中学校の運動会が集中していて、いまだカメラマンを確保できていない写真館もあるようです。代写カメラマンの募集はいつでもあります」(松本さん)

 記者が求人サイトを覗いてみると、すぐに募集が見つかった。
“副業も大歓迎。写真撮影が好きな方、興味がある方にピッタリなお仕事です”
“これからカメラマンとしてやっていきたい、という学生さんもご相談ください!”

 記者は長年、写真雑誌「アサヒカメラ」の編集に携わってきたが、代写カメラマン経験者の知り合いは多い。代写をメインにしているカメラマンもいる。だが、学校行事が軒並み中止になったコロナ禍をきっかけに、この業界から去った人は少なくない。

 東京商工リサーチによると、昨年1〜8月の写真館などの倒産は過去最多の20件だった。以前からの苦境に加え、コロナ禍で入学式、修学旅行、結婚式などが減少し、関連支援も打ち切られたことが倒産の原因だという。代写メインのカメラマンの窮状は推して知るべしだ。

「激務なのに報酬は安く、将来が見えないので若手がよりつかない」と学校写真を撮影するカメラマンについて語る松本さん(仮名)

■30年前から報酬変わらず
 そもそも、高価な機材が欠かせず、機材を運搬する車も必要なのに、報酬は決して高くない。大手卒業アルバム業者が価格破壊を引き起こし、潰れた写真館はかなりある。残った写真館も値下げに追従せざるを得ない状況になった。代写カメラマンの報酬は、首都圏の場合、1校につき2万円ほどで、30年ほど前からほとんど変わらないという。

 首都圏に拠点を持つ60代の広告カメラマンも「代写の仕事を長年引き受けてきたが、本音を言うと、もうやりたくない」と漏らす。友人が卒業アルバムの制作をしていて、卒業式や入学式などが重なる繁忙期に代写を頼まれると、断れない。

「ギャラがあまりにも安すぎる。これでは、他のカメラマンを紹介することもできない」
以下略ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(AERA dot.編集部・米倉昭仁)