日本最北の動物園として1967年(昭和42年)に開園した「旭川市旭山動物園」。理念は「伝えるのは、命」。ありのままの動物たちの生活や行動・しぐさの中に「凄さ、美しさ、尊さ」を見つけようとする独自の飼育スタイルで人気です。季節を問わず子どもから大人まで楽しめます。
今日は「旭川市旭山動物園」です。札幌への転居前からも同園の冬の名物でするペンギンの雪中散歩見物を楽しみにしていました。残念ながらこれまで機会がなかったのですが今回満を持しての訪問となりました。大雪の影響によるJR線の運休等で数日予定がずれはしましたが本日出かけてまいりました。「JR札幌駅」から「特急ライラック」で「JR旭川駅」まで約1時間30分、「旭川らぅめん青葉 本店」でのラーメン・ランチ後にバス乗車約30分で動物園に到着です。
動物園「正門」とチケット売り場。今回も「入園前売り電子チケット」を購入していましたのでスマホで提示して入場です。
「正門」から園内に入ったところ。以前から坂道の多い同園の足元を心配していたのですが主要ルートには除雪された階段があるなど少なくとも札幌周辺で生活する冬靴で園内散策は大丈夫でした。
ペンギン散歩は14時30分開始予定ですが参加ペンギンを見るべく先ずは「ぺんぎん館」です。
館内に入ると360度見渡せるチューブ状の水中トンネルがあり、ペンギンが飛んでいるように泳ぐ姿を観察することができます。最初は誰も水中にはおらず「さすがのペンギンも寒いの
は苦手か?(よく考えるとそれでは南極では暮らしていけないのでそんなことはないはずですが・・)」と思ってのですが少しすると「フンボルトペンギン」が登場。
仲々気持ち良さげに泳いでいきます。
同上。
「ぺんぎん館」には4種類のペンギンが飼育されているのですが水中トンネル内で泳いでいたのは「フンボルトペンギン」だけでした。
「キングペンギン」や「ジェンツーペンギン」は屋外にました。もう散歩の待機でしょうか?
堂々たる王様の語らいを続ける「キングペンギン」です。14時30分の散歩開始まで時間があるので散歩ルートを確認した後に園内を廻ります。
「あざらし館」です。
館内にはアザラシの特徴的な泳ぎを観察できる「マリンウェイ(円柱水槽)」や大水槽があります。気持ちよさそうに水槽を上下する「ゴマアザラシ」。
愛嬌でご挨拶の「ゴマアザラシ」。お疲れさまです。
隣接する「ほっきょくぐま館」の「ホッキョクグマ」。
こちらは「レッサーパンダ」。
渡り梯子で運動・遊びでの移動で観光客を楽しませます。
続いて前回ファンになった「小獣舎」の「マヌルネコ」。NHKで放送中の 「ダーウィンが来た!」の番組最後のアニメ「マヌールのゆうべ」の中の生き物のモデルです。
独特の顔つきがアニメそのままです。
前回来たときは高所でのんびりしていたのですが今回は「よっこらしょ!」と移動を開始しました。仲々チャーミングです。
やっぱり太って見えます。
それでも敏捷さを発揮し高所に戻っていきました。
角の立派な「エゾシカ」。
続いて「オオカミの森」内の「シンリンオオカミ」。
寝ていたようですが辺りを見回す「シンリンオオカミ」。
こちらも同様です。
「もうじゅう館」の「エゾヒグマ」。
同じく悠々と歩き回る「アムールトラ」。
そして「ライオン」です。
いよいよ待望のペンギンの雪中散歩です。14時30分開始予定ということで少し前にスタート地点に行ったのですがすでに始まっていました。急いで追っ掛けます。
参加は「キングペンギン」10羽ほどと「ジェンツーペンギン」1羽。「ジェンツーペンギン」は動きが敏捷で好奇心が強いとか。雪中散歩の際も様々なユニークな動きで人気があるようです。本日も行進を先導します。
スタコラと歩いていたと思えばこんな動作で歩行を停止する「ジェンツーペンギン」。
後続が来るとすぐさま先頭に戻ります。
「みんなついて来るんだ!」と先頭を歩いていきます。
それでも紅白ポールが気になるのか一時停止する「ジェンツーペンギン」。
その間も悠々と散歩を続ける「キングペンギン」。
先頭に復帰し一行を再度先導し始めた「ジェンツーペンギン」です。
「ぺんぎん館」に戻ってきました。
先頭の「ジェンツーペンギン」が真っ先に帰還しました。もう1羽は「なんで置いて行ったんだよう!」と鳴く出迎えの換羽期の「キングペンギン」。
ほぼ後続部隊も帰還し散歩終了です。皆さん楽しませていただいたペンギンさんに拍手で感謝しました。
最後に「かば館」です。
深さ約3mのプール内を歩くように泳ぐ「カバ」です。気持ち良さそうです。観客の若い女性が「足が短くてかわいい!」と感激していました。
「かば館」の「きりん舎」で水分補給する「アミメキリン」でした。
以上で「旭川市 旭山動物園」を終了し旭川市中心へ戻りました。次は「珈琲亭ちろる」です。
初めての冬の「旭川市旭山動物園」でした。動物が持つ本来の動きを見ることのできる「行動展示」の「冬バージョン」を楽しませていただきました。中でも冬の運動不足解消目的で始まったという「ペンギンの散歩」は評判通りです。先頭を歩く「ジェンツーペンギン」の大活躍など人気のアトラクションのようで皆さん大喜びでした。加えて「マヌルネコ」にも癒されました。そんな人気ものに会うために何度も再訪したくなる動物園です。ありがとうございました。
「旭川市 旭山動物園」
〒078-8205 旭川市東旭川町倉沼
代表電話番号 0166-36-1104
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
〒078-8205 旭川市東旭川町倉沼
代表電話番号 0166-36-1104
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
(2022.2.25訪問)