おはようございます。
晴れ、晴れです。何年ぶりかの晴れです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
ちょっと大げさでしたが、久しぶりに快晴みたいです。
これで、梅雨が上がるかな。
「こんな理由で値上げするの?」「缶チュウハイ」と「焼酎」の不思議な・不思議な、値上げの原因。
では、缶チューハイから
缶チューハイの値上げが上昇している。原因は原材料高ではなく、酒類メーカー大手各社が安売りの原資となる販売推奨金を減らしたためだ。
2年前にメーカー各社がビールのリベートを削減した際には、小売り各社が反発し、量販店の店頭価格はほとんど上がらなかった。缶チューハイが上がった理由を探ると、国税庁の大義名分にメーカー・小売りが相乗りした構図が浮かび上がる。
「缶チューハイの値段が下がり過ぎて、果汁飲料より安くなっている状況に対して、未成年飲酒防止の観点から国税庁より改善の指導がありました」。
5月中旬、あるスーパーで、アサヒビールの低アルコール飲料「カクテルパートナー」の値上げの理由を説明する紙を店頭に張り出した。
冒頭の文章はアサヒビール側の説明をそのまま要約した。周知期間は約1ヶ月。6月に入ると、カクテルパートナー(350ml缶)の店頭価格は従来の99円から114円になった。
今年、酒類メーカー大手各社は、希望小売価格の引き上げでは無く販売推奨金を抑え、店頭価格の上昇を促す「安売り防衛策」を相次いで打ち出した。
メーカーの「安売り防衛策」に対しスーパーが値上げするかどうかは各社の判断だが、ほとんどが店頭価格を引き上げた。
日経MJが大手メーカーの主要ブランドを対象に実施した店頭価格調査では、100円以下の缶チューハイはほぼ店頭から消えた。105円~108円が実質的な最低ラインとして浮上する。今も100円割れで売られている商品は、販売推奨金削減前に納入した在庫品が大半という。
小売りがのんだ最大の理由は国税庁とメーカーの「未成年の飲酒防止」という大義名分だ。オーケーは「缶チューハイがジュースより安いのは問題という酒類業界の姿勢がはっきりしていた」と話す。もちろん、販売推奨金を削減されて安売りを続ければ利益が減るという経営判断もある。
一方、105円では「未成年の飲酒防止」にはほど遠い。国税庁酒税課は「価格設定は企業の自由。価格や適正マージンを定める事はカルテルを誘発するので出来ない」。本音でもう少し高くなって欲しいを考えているフシがある。
もうひとつは、焼酎。
”海を守るため、焼酎値上げ 搾りかす海洋投棄禁止で”
焼酎の値上げが本格化してきた。大手の霧島酒造は、23日出荷分から主要商品の値段を平均約6%上げる。酒税法改正時以外では13年ぶりの値上げという。
最大産地の鹿児島県では、9月までに全体の約4分の1の蔵元が値上げする見通し。
理由に挙げられるのは、産業廃棄物の海洋投棄を原則禁止したロンドン条約に基づく搾りかすの処理費用の増加と、サツマイモなど原材料価格の上昇だ。家計には1升当たり100円程度の負担増になりそうだ。
霧島酒造は主力の芋焼酎「黒霧島」(25度、1.8リットル)の希望小売価格を101円上げて1724円(税抜き)にする。8月には少なくとも20社・組合、9月にも3社が値上げする見通しだ。
昨秋ごろから、まず比較的小さな蔵元が値上げ。今年4月に「黒伊佐錦」で知られる大手の大口酒造が7月1日からの値上げを発表すると、鹿児島、宮崎、熊本の約30メーカーが追随した。
今回の値上げのきっかけとされるのがロンドン条約だ。焼酎をつくるときに出るサツマイモなどの搾りかすを海に捨てられなくなり、処理費用が増えた。霧島酒造は処理施設を約26億円で建設した。
かすを畑に肥料としてまく昔ながらの方法も、環境への長期的な影響などから、宮崎では06年度から禁止、鹿児島でも投棄量が制限されている。
一方、焼酎用サツマイモの価格はここ5年で約10%上昇した。重油価格の高騰で、ボイラーの燃料代、輸送費、瓶・紙パックの費用も増えている。
とはいえ、値上げを決めた大手の蔵元の中には「いますぐ赤字になるような状況ではない」と打ち明けるところもある。背景には、有力銘柄なら多少の値上げは売れ行きに響かないとの強気の読みもありそうだ。「値上げした焼酎も、売れ行きは変わらない。ただ、1700円前後が売れ筋だが、これが2000円を超えると、買い控えも起こりうる」と話す。
ムー、「未成年の飲酒防止のため」と「海洋投棄禁止のため」ナンカ分かる様で、分からない理由。要するに、値上げしたいのだ。オジサンの給料も値上げして欲しい・・・。
では、行ってきます。
晴れ、晴れです。何年ぶりかの晴れです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
ちょっと大げさでしたが、久しぶりに快晴みたいです。
これで、梅雨が上がるかな。
「こんな理由で値上げするの?」「缶チュウハイ」と「焼酎」の不思議な・不思議な、値上げの原因。
では、缶チューハイから
缶チューハイの値上げが上昇している。原因は原材料高ではなく、酒類メーカー大手各社が安売りの原資となる販売推奨金を減らしたためだ。
2年前にメーカー各社がビールのリベートを削減した際には、小売り各社が反発し、量販店の店頭価格はほとんど上がらなかった。缶チューハイが上がった理由を探ると、国税庁の大義名分にメーカー・小売りが相乗りした構図が浮かび上がる。
「缶チューハイの値段が下がり過ぎて、果汁飲料より安くなっている状況に対して、未成年飲酒防止の観点から国税庁より改善の指導がありました」。
5月中旬、あるスーパーで、アサヒビールの低アルコール飲料「カクテルパートナー」の値上げの理由を説明する紙を店頭に張り出した。
冒頭の文章はアサヒビール側の説明をそのまま要約した。周知期間は約1ヶ月。6月に入ると、カクテルパートナー(350ml缶)の店頭価格は従来の99円から114円になった。
今年、酒類メーカー大手各社は、希望小売価格の引き上げでは無く販売推奨金を抑え、店頭価格の上昇を促す「安売り防衛策」を相次いで打ち出した。
メーカーの「安売り防衛策」に対しスーパーが値上げするかどうかは各社の判断だが、ほとんどが店頭価格を引き上げた。
日経MJが大手メーカーの主要ブランドを対象に実施した店頭価格調査では、100円以下の缶チューハイはほぼ店頭から消えた。105円~108円が実質的な最低ラインとして浮上する。今も100円割れで売られている商品は、販売推奨金削減前に納入した在庫品が大半という。
小売りがのんだ最大の理由は国税庁とメーカーの「未成年の飲酒防止」という大義名分だ。オーケーは「缶チューハイがジュースより安いのは問題という酒類業界の姿勢がはっきりしていた」と話す。もちろん、販売推奨金を削減されて安売りを続ければ利益が減るという経営判断もある。
一方、105円では「未成年の飲酒防止」にはほど遠い。国税庁酒税課は「価格設定は企業の自由。価格や適正マージンを定める事はカルテルを誘発するので出来ない」。本音でもう少し高くなって欲しいを考えているフシがある。
もうひとつは、焼酎。
”海を守るため、焼酎値上げ 搾りかす海洋投棄禁止で”
焼酎の値上げが本格化してきた。大手の霧島酒造は、23日出荷分から主要商品の値段を平均約6%上げる。酒税法改正時以外では13年ぶりの値上げという。
最大産地の鹿児島県では、9月までに全体の約4分の1の蔵元が値上げする見通し。
理由に挙げられるのは、産業廃棄物の海洋投棄を原則禁止したロンドン条約に基づく搾りかすの処理費用の増加と、サツマイモなど原材料価格の上昇だ。家計には1升当たり100円程度の負担増になりそうだ。
霧島酒造は主力の芋焼酎「黒霧島」(25度、1.8リットル)の希望小売価格を101円上げて1724円(税抜き)にする。8月には少なくとも20社・組合、9月にも3社が値上げする見通しだ。
昨秋ごろから、まず比較的小さな蔵元が値上げ。今年4月に「黒伊佐錦」で知られる大手の大口酒造が7月1日からの値上げを発表すると、鹿児島、宮崎、熊本の約30メーカーが追随した。
今回の値上げのきっかけとされるのがロンドン条約だ。焼酎をつくるときに出るサツマイモなどの搾りかすを海に捨てられなくなり、処理費用が増えた。霧島酒造は処理施設を約26億円で建設した。
かすを畑に肥料としてまく昔ながらの方法も、環境への長期的な影響などから、宮崎では06年度から禁止、鹿児島でも投棄量が制限されている。
一方、焼酎用サツマイモの価格はここ5年で約10%上昇した。重油価格の高騰で、ボイラーの燃料代、輸送費、瓶・紙パックの費用も増えている。
とはいえ、値上げを決めた大手の蔵元の中には「いますぐ赤字になるような状況ではない」と打ち明けるところもある。背景には、有力銘柄なら多少の値上げは売れ行きに響かないとの強気の読みもありそうだ。「値上げした焼酎も、売れ行きは変わらない。ただ、1700円前後が売れ筋だが、これが2000円を超えると、買い控えも起こりうる」と話す。
ムー、「未成年の飲酒防止のため」と「海洋投棄禁止のため」ナンカ分かる様で、分からない理由。要するに、値上げしたいのだ。オジサンの給料も値上げして欲しい・・・。
では、行ってきます。