秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

魚竜種の書 翠水竜 ガノトトス亜種

2024-02-10 22:37:31 | 魚竜種










「翠水竜」
ガノトトス亜種
Green Plesioth
魚竜種
魚竜目 有脚魚竜亜目 水竜上科 トトス科
全長約2147.72〜2796.51cm
・狩猟地
孤島、水没林、密林、砂漠、チコ村・ぽかぽか島近海など
・概要、特徴
翠色ように美しい鱗を持つ水竜ガノトトスの亜種で、「翠水竜」と通称される。







・生態、戦闘能力
通常種を上回る驚異的な運動能力をもち、水中は言わずもがな、陸上での活動にも比較的長けている特性をもつ。
その特性から、興奮すると陸地に上がって暴れようとする習性がある。
基本的には水棲のモンスターでありながら、陸地でも水中に劣らない動きができる点において、水陸両方の環境に適した器用さをもつモンスターであると言える。
特に怒り時の動きは陸上であっても水中に匹敵するほど激しく、攻撃も苛烈であるため、狩猟難易度は高い。






・利用
煌びやかな鱗やヒレは宝飾品に匹敵する価値があるが、出現することは稀であり、狩猟難易度も高いため、滅多に流通することはない。
・ソース
MH3G
MH4G



魚竜種の書 水竜 ガノトトス

2024-02-10 17:38:37 | 魚竜種










「水竜」

ガノトトス
Plesioth
魚竜種
魚竜目 有脚魚竜亜目 水竜上科 トトス科
全長約2309.85〜3281.04cm
全高約1040cm
脚裏のサイズ約249cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1756181248983326818?s=19
・狩猟地
孤島、モガの森、渓流、水没林、密林、遺群嶺、砂漠、チコ村・ぽかぽか島周辺など
・概要、特徴
淡水、海水を問わず熱帯地方の水辺に棲息する大型の魚竜種。
水界生態系の頂点に君臨することから、「水の王者」の異名をもち、「水竜」と通称される。
背面は瑠璃色の鱗、体側部は褐色の鱗、腹側は白い鱗に覆われ、脚には水掻き、頭部側面や背中、尾には長い棘を備えた鰭を持ち、皮膚はザラザラとした質感をしている。
かつては巨大な魚の一種と考えられていたことから単に魚竜と呼ばれることもある他、大きな翼状の鰭と飛竜に似た形態から、水中生活へ適応した飛竜の一種と考えられていた時期もあった。
しかし、研究の結果、実際には飛竜(竜盤目)とは進化の過程で枝分かれした別の分類群(魚竜目)であり、その名残りからか肺呼吸の生体構造を残ことが判明している。
魚竜種の中でも大型の種で、浮力のある水中に適応した結果、体長は最大で30mを超えるほどになる。











・生態
砂漠地帯の地底湖からユクモ地方の渓流に至るまで生息範囲は非常に広く、その生態は学者たちの間でも注目される。
従来は淡水域のみに生息するとされてきたが、近年では孤島近海に出現し、海水域にも適応出来ることが判明したことから研究者を驚かせた。
水中では発達した聴覚を頼って移動し、視力はあまり優れていない。
呼吸は肺呼吸と皮膚呼吸を行い、基本的には肺での呼吸がし易い水深の浅い場所を好むが、皮膚呼吸によって酸素を取り込むことで深く潜水したり、水中で長時間の休息をとる事もできる。
トビウオに似た形態が示すように、翼のように巨大な鰭を用いて水中を極めて素早く泳ぎ回る事ができ、遊泳速度は全速力で走る馬に易易と追いつくほど。
体表が乾燥すると皮膚呼吸が出来なくなり、鱗も脆くなってしまう他、その巨体を長時間脚で支えることは難しいことから、基本的には陸上に留まることを嫌い、水から這い上がる事は稀。
ただし、捕食対象となる動物や敵対者に対しては、一時的に陸上に上がって攻撃を仕掛ける場合もある。









生活圏を水辺とする大型竜であるため、水産物を特産としている村などからは度々ガノトトスによる被害が報告される。
漁業被害の他にも複数頭が同時に出現したり、別の大型モンスターと縄張りを争っているなどの報告もよく聞かれる。
近年では獰猛化した個体の影響によって密林近隣の川が大氾濫を起こし、少なくとも6つの村が水底に沈むという甚大な被害が記録された事件も確認されている。






口には無数の牙が二列に並んでおり、捕えた獲物を逃がさない。咀嚼に向いた顎の構造ではないため、強力な消化能力にものを言わせて丸呑みにする。
鋭利な牙は甲殻種の外骨格すら噛み砕いてしまうほど研ぎ澄まれ、更に、睡眠毒をこの牙や鰭から分泌する。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1469601206360162307?s=19
好物は釣りカエルで、正確な姿が知られるようになったのはこれを餌に釣り上げた事例から。
なお、ガノトトスを釣り上げるのに恐るべき剛腕が必要かというわけではなく、事実一般人がガノトトスを釣り上げた事例も存在する。
しかしガノトトスは用心深い性格のため、釣り上げる際にはハンターの存在を気取られない事が肝要とされる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1756191941723873348?s=19
釣り上げられたガノトトスは当然の事ながら怒り狂い、釣り上げた者には容赦のない攻撃を仕掛けてくる。
かつて面白半分にガノトトスを釣り上げ、直後に深手を負ったハンターもおり、軽々に釣り上げると痛い目を見るとの教訓として語り継がれている。
チコ村周辺の海域でも生息が確認されているが、その個体は小柄かつ繊細であり、投網で捕獲されただけで絶命してしまう個体も多い。
しかし、近年では大型の個体が出現し、狩猟依頼が出されたこともある。
縄張りは極めて広範囲の水域に及ぶらしく、チコ村周辺の海域に出現した個体と同一の個体がユクモ近隣の渓流に出現した例もある。

ガノトトスは卵胎生である。
交尾後の雌のガノトトスの胎内で、数十匹もの竜が孵化する。 孵化したときから壮絶な共食いが始まり、動くものを全て食べ終えて勝者の1匹が決まると、母親は未受精卵を胎内に排出して、一匹となった我が子に食べさせる。
子育ても、稚竜が母親の胎内にいる時期に行われる。 胎内での子育ては長丁場になるので、 雄は雌とその胎内の稚竜のために獲物を運び続ける。 稚竜が親の3分の1ほどの大きさ 体長(70~80cm) ほどになるまで子育てを続けた後に出産するが、 出産後は一切の面倒を見ない。

・食性
肉食性。
釣りカエルが好物であることはよく知られているが、水中では魚やエピオス、キングロブスタなどを捕食する他、水辺に近づいた獲物に圧縮した水を吹き付けて仕留めたり、水を飲みに水辺へ現れる草食竜を水中へ引きずり込んで捕食する。

https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1756240750478786727?s=19


https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1721829482716446948?s=19
普段は我が物顔で水辺を徘徊する巨大ワニ「ジャングルガビアル」すら捕食対象としており、それを可能にする巨躯とスピードを兼ね備えた姿は、人が手を出す事を許されないような神々しさを放ち、人の手に負える生き物ではないと思わせたという。
基本的に生きた動物を食べるが、陸上にいる時に疲労すると死骸を食べることもある。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1471824347769630729?s=19











・危険度、戦闘能力
水中での動きは多彩かつ俊敏であり、逃げる隙を与えない突進の速さは驚異的。
長大な尻尾の一撃や巨体を生かした大胆なタックルに苦戦を強いられるハンターも少なくなく、恐るべき瞬発力と尾の力を使って水面から飛び上がり、そのまま水中の敵に突撃することもある。
陸上においても巨体から繰り出される大胆なタックルや長大な尻尾の一撃に苦戦するハンターも多く、決して一筋縄ではいかない。
しかし、ガノトトス最大の武器は遊泳中に溜め込んだ水を攻撃に転用した水ブレスである。
体内で限界まで圧縮された水流の一撃は脆弱な鎧をまとった程度のハンターであれば真っ二つに寸断しかねず、岩盤さえも容易く穿つ驚異的な殺傷力をもつ。
海辺の村落などでは出現する頻度も多く、そうした地域においては大型飛竜並の危険度とみなされていることもある。









・利用
美しい鱗や刃物のように鋭いヒレなどは優れた武具素材として重宝され、特殊な加工を施す事で睡眠作用のある毒物を抽出できる。
鰭の翼膜は加工難易度こそ高いが優れた保水性を持ち、鎧のインナー素材として最適である。
また、硬い頭部も防具素材として重宝されている。
それらの素材を用いた装備は加工されたガノトトスの鱗とガレオスの鱗を何層にも重ね、モンスターの体液で定着させることで体に密着する造りになっており、鱗が細かく縫い込まれることでどんな衝撃をも容易に吸収し、水属性への高い耐性をもつと共に、軽い素材の恩恵からハンター達は少ない食料で長時間行動できる。
また、胃袋から発見される消化しきれなかったキングロブスタの甲殻が素材として利用されることもある。
また、そのザラザラとした鮫肌の皮膚は武具素材の研磨に用いられる。
肉は食用になり、中でも大トロは食べた者の人生観さえ変えてしまう程美味とされ、モガの村では特産品として流通している。
・ソース
MH3G
MH4G
MHXX
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