「翼蛇竜」
ガブラス
Remobra
蛇竜種
蛇竜目 翼蛇竜亜目 ガブラス科
全長約406.56〜810cm
全高約183cm
足裏のサイズ約47cm
・狩猟地
密林、水没林、大社跡、遺跡平原、天空山、遺群嶺、城塞高地、雪山、寒冷群島、氷海、砂漠、旧砂漠、砂原、地底火山、溶岩洞など
・概要、特徴
黒真珠のような光沢のある紺色の細長い体躯と、赤い縞模様のある大きな翼を持つ蛇竜種の小型モンスター。
従来は飛竜種に分類されていたが、絞蛇竜ガララアジャラの存在が確認されたことで分類が見直され、新たな種族「蛇竜種」に分類を変更された。
飛竜種に分類されていた頃は蛇に似た顔から「蛇竜」という別名で呼ばれていたが、現在は分類の変更に伴い「翼蛇竜」と呼称される。
手足には鋭い鉤爪を持ち、これを僅かな段差に引っ掛けることで労せずして体躯を支えたり、狩りに活用したりする。
・生態
環境適応能力と飛行能力の高さゆえか、緑豊かな環境の密林から過酷な砂漠地帯に火山地帯、果ては氷海や遺群嶺の頂上にまで出没する事が確認されている。
特異な形状の尾の先には音を出す器官がついており、激しく振動させることで獲物を威嚇したり、仲間を呼び寄せる時などに使用するらしい。
聴覚が発達している反面、大きな音が苦手で、周辺で爆音や高周波が発生すると驚いて墜落してしまう。
食物連鎖の中では死肉や腐肉を捕食するスカベンジャー、即ち分解者であり、モンスターの死骸であれば大型、小型を問わず喰らい、例えそれが力尽きた仲間や、果ては鋼の甲殻に覆われた鋼龍であっても喰らいつく貪欲さを持つ。
生きた動物を狩猟することもあり、その際は常に獲物の周りを飛行し、空中から足や尾による執拗な攻撃を繰り返す他、口内の管から毒液を吐き出してくる事もある。
上空を徘徊し、弱った者を察知すると積極的に襲いかかる習性も確認されており、知能もある程度高いと推測される。
また、激しく動く獲物でも爪を深く食い込ませて捕獲する事もある。
古龍の出現する場所に現れることが多いが、これは古龍と戦い敗北した者や、その戦いに巻き込まれた生物の死屍を狙っているからで、古龍の出現前には沢山のガブラスが空を舞い始めるようになる。
このことから、ガブラスは災厄の先触れとして忌み嫌われている。
一度ガブラスの群れが現れると集落などでは大きな騒ぎとなる事も珍しくなく、「災厄の使者」、「災厄の先触れ」という異名をもつ。
・食性
肉食性。
・危険度、戦闘能力
彼らにとっては人間は小柄ですぐ仕留められそうな獲物と看做されるのか、積極的に毒液を吐き掛けてきたり、急降下の勢いで突進を仕掛けてくる。
群れているため囲まれて襲われることも多く、生肉などを置いて気を引いているうちに離れるのが無難。
・利用
ガブラスの皮は他のモンスターには見られない渋い質感が特徴で、そのアウトローな雰囲気に魅了される人も多く、その皮を用いたスーツは熟年層を中心にハンター以外の人々も買い求めるなど人気がある。
武器として加工すれば強力な毒属性を帯び、殺傷より苦痛を与えることを目的とされていた槍、災厄を退けた古のハンターが所持していたと伝わる鎚などがある。
・ソース
MH4G
MHXX
MHR:S
復刻ハンター大全
https://youtu.be/YZ_HmSyG-U4?si=GZSWSGSwcICnZRYn