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ギターと音楽に関する雑感

MICHAEL JACKSON Part1 【グレイテスト・ヒッツ】

2020-07-05 | 音楽

MICHAEL JACKSON 【グレイテスト・ヒッツ】

発売されなかった幻のベスト盤

 

実はマイケル・ジャクソンこそが私にとって永遠のスターなんです。

マイケルに関してはいろんな面がネット上でも語りつくされていることもありますし、書籍も多いし、オッサンが普通に想いを書くのも恥ずかしいので、今まで気になっていたことを、小分けにシリーズ化して書いてみます。

 

PART1は、新聞発表されたにもかかわらずリリースされなかった幻のベスト盤「グレイテスト・ヒッツ」の話です。

まずは写真をご覧ください。

 

 

ここには年が書いてないんですけど、1989年だと思います。いや、90年だったかな…? うーん、いつか図書館に行って朝日新聞のアーカイブで調べようかな。カセット2本組も発売されようとしていたという、この時代感がタマリマセン。

 

MICHAELのベスト盤はその後何種類か出ますが、どうもこの「グレイテスト・ヒッツ」に関しては、無かったことにされているのか、ネットで検索してもこの件に触れているものが見当たらなかったので、信じられないという人も多いかもしれません。企画されていたことは事実なんです。

なので、あえてテキスト化します。

 

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本日より予約開始

マイケル ジャクソン

夢の超ベスト・アルバム、世界同時発売・決定(11月中旬)

「グレイテスト・ヒッツ」

●CD2枚組 ●カセット2本組 予価各¥4,000(税込定価)

新曲5曲含む全31曲収録▸アルバム「BAD」「スリラー」「オフ・ザ・ウォール」からの全ヒット曲収録/デュエット曲「セイ,セイ,セイ」(with ポール・マッカートニー)、「ステイト・オブ・ショック」(with ミック・ジャガー)収録/「カム・トゥゲザー」(ムーンウォーカー)、「サムワン・イン・ザ・ダーク」(E.T.ストーリー・ブック)収録/ほか

現在録音中 最新曲5曲 収録決定

アルバム初回特典:豪華フォトブックレット付

★全国レコード店にて予約受付中Hurry Up

EPIC SONY RECORDS

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新聞を切り抜いた私は、早速地元のレコード屋に行って予約をしました。

しかし何の連絡もなく時は経ち、もう一度店員さんに切り抜きを見せてソニーさんに確認してもらったら「発売されないことになりました」という回答でした。

 

結構ショックでしたね。というのも、マイケル自身の発言をソースとしているのか、BADツアーが終われば引退するという報道が当時は当たり前のようにあちこちでありましたし、1988年の来日記念盤として発売されていたアルバムBADの帯には、「最初で最後のワールドツアー」なんて書かれていたんです。本当です。

小林克也さんも、ベストヒットUSAの中で、リベリアンガールのビデオが到着した際、「引退したはずだったんですが…」とハッキリ言ってましたから。

 

そんな、割と絶望的な状況(情報)下にあったので、新曲5曲が録音中というビッグニュースは、マイケルに関してなんでもかんでも渇望していた私にとって、まさに神からの贈り物とも思えました。

その後、オリジナルアルバム「デンジャラス」が発売され、ベスト盤は「HIStory: Past, Present and Future, Book I」まで待つことになります。それはご承知のとおりです。

さらにその後、HIStoryの1枚目が切り離され「グレイテスト・ヒッツ」が発売されますが、全く関係はありません。

 

この「幻のベスト盤」、どんな裏事情があったのでしょうか。関係者の方、いまならゲロできるんじゃないでしょうか?

コメント
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